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平成12年 都市建設常任委員会 名簿 2000-03-10
平成12年 都市建設常任委員会 本文 2000-03-10

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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成12年 都市建設常任委員会 本文 2000-03-10 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ 別窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式の切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 428 発言 / ヒット 0 発言 表示発言の切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯関戸順一委員長 2 ◯関戸順一委員長 3 ◯道路総務課長 4 ◯関戸順一委員長 5 ◯加納美奈子委員 6 ◯道路総務課長 7 ◯柴田盛規副委員長 8 ◯道路総務課長 9 ◯柴田盛規副委員長 10 ◯道路総務課長 11 ◯柴田盛規副委員長 12 ◯道路総務課長 13 ◯柴田盛規副委員長 14 ◯道路総務課長 15 ◯柴田盛規副委員長 16 ◯都市部次長 17 ◯柴田盛規副委員長 18 ◯都市部次長 19 ◯柴田盛規副委員長 20 ◯都市部次長 21 ◯松田則康委員 22 ◯都市部次長 23 ◯松田則康委員 24 ◯道路総務課長 25 ◯松田則康委員 26 ◯道路総務課長 27 ◯松田則康委員 28 ◯柴田盛規副委員長 29 ◯道路総務課長 30 ◯柴田盛規副委員長 31 ◯道路総務課長 32 ◯柴田盛規副委員長 33 ◯道路総務課長 34 ◯柴田盛規副委員長 35 ◯道路総務課長 36 ◯奈良握委員 37 ◯都市部次長 38 ◯奈良握委員 39 ◯加納美奈子委員 40 ◯開発指導課長 41 ◯関戸順一委員長 42 ◯関戸順一委員長 43 ◯財政課長 44 ◯関戸順一委員長 45 ◯齋藤仁礼委員 46 ◯運動公園事務所長 47 ◯齋藤仁礼委員 48 ◯運動公園事務所長 49 ◯奈良握委員 50 ◯公園緑地課長 51 ◯奈良握委員 52 ◯公園緑地課長 53 ◯奈良握委員 54 ◯柴田盛規副委員長 55 ◯住宅政策課長 56 ◯柴田盛規副委員長 57 ◯住宅政策課長 58 ◯関戸順一委員長 59 ◯関戸順一委員長 60 ◯関戸順一委員長 61 ◯関戸順一委員長 62 ◯財政課長 63 ◯関戸順一委員長 64 ◯関戸順一委員長 65 ◯都市整備課長 66 ◯関戸順一委員長 67 ◯柴田盛規副委員長 68 ◯都市整備課長 69 ◯柴田盛規副委員長 70 ◯都市整備課長 71 ◯柴田盛規副委員長 72 ◯関戸順一委員長 73 ◯関戸順一委員長 74 ◯下水道管理課長 75 ◯関戸順一委員長 76 ◯柴田盛規副委員長 77 ◯下水道管理課長 78 ◯柴田盛規副委員長 79 ◯下水道管理課長 80 ◯柴田盛規副委員長 81 ◯関戸順一委員長 82 ◯関戸順一委員長 83 ◯開発指導課長 84 ◯関戸順一委員長 85 ◯奈良握委員 86 ◯開発指導課長 87 ◯奈良握委員 88 ◯開発指導課長 89 ◯奈良握委員 90 ◯開発指導課長 91 ◯奈良握委員 92 ◯松田則康委員 93 ◯開発指導課長 94 ◯松田則康委員 95 ◯開発指導課長 96 ◯松田則康委員 97 ◯都市部長 98 ◯柴田盛規副委員長 99 ◯開発指導課長 100 ◯柴田盛規副委員長 101 ◯開発指導課長 102 ◯柴田盛規副委員長 103 ◯開発指導課長 104 ◯関戸順一委員長 105 ◯関戸順一委員長 106 ◯下水道建設課長 107 ◯関戸順一委員長 108 ◯齋藤仁礼委員 109 ◯下水道建設課長 110 ◯齋藤仁礼委員 111 ◯下水道建設課長 112 ◯齋藤仁礼委員 113 ◯下水道建設課長 114 ◯柴田盛規副委員長 115 ◯下水道建設課長 116 ◯柴田盛規副委員長 117 ◯関戸順一委員長 118 ◯関戸順一委員長 119 ◯行政管理課長 120 ◯関戸順一委員長 121 ◯柴田盛規副委員長 122 ◯住宅政策課長 123 ◯柴田盛規副委員長 124 ◯住宅政策課長 125 ◯柴田盛規副委員長 126 ◯住宅政策課長 127 ◯関戸順一委員長 128 ◯関戸順一委員長 129 ◯関戸順一委員長 130 ◯関戸順一委員長 131 ◯齋藤仁礼委員 132 ◯生活道路課長 133 ◯齋藤仁礼委員 134 ◯生活道路課長 135 ◯齋藤仁礼委員 136 ◯生活道路課長 137 ◯齋藤仁礼委員 138 ◯幹線市道課長 139 ◯齋藤仁礼委員 140 ◯道路部次長 141 ◯加納美奈子委員 142 ◯生活道路課長 143 ◯加納美奈子委員 144 ◯生活道路課長 145 ◯加納美奈子委員 146 ◯生活道路課長 147 ◯奈良握委員 148 ◯道路部次長 149 ◯奈良握委員 150 ◯道路部次長 151 ◯奈良握委員 152 ◯幹線市道課長 153 ◯山上助役 154 ◯奈良握委員 155 ◯山上助役 156 ◯奈良握委員 157 ◯幹線市道課長 158 ◯奈良握委員 159 ◯幹線市道課長 160 ◯奈良握委員 161 ◯幹線市道課長 162 ◯柴田盛規副委員長 163 ◯道路維持課長 164 ◯柴田盛規副委員長 165 ◯道路維持課長 166 ◯柴田盛規副委員長 167 ◯道路維持課長 168 ◯柴田盛規副委員長 169 ◯道路維持課長 170 ◯柴田盛規副委員長 171 ◯道路総務課長 172 ◯柴田盛規副委員長 173 ◯道路総務課長 174 ◯柴田盛規副委員長 175 ◯道路総務課長 176 ◯柴田盛規副委員長 177 ◯道路維持課長 178 ◯柴田盛規副委員長 179 ◯道路維持課長 180 ◯柴田盛規副委員長 181 ◯松田則康委員 182 ◯道路部次長 183 ◯松田則康委員 184 ◯道路部次長 185 ◯松田則康委員 186 ◯生活道路課長 187 ◯松田則康委員 188 ◯生活道路課長 189 ◯松田則康委員 190 ◯道路部次長 191 ◯松田則康委員 192 ◯道路部次長 193 ◯松田則康委員 194 ◯関戸順一委員長 195 ◯関戸順一委員長 196 ◯萩原新吾委員 197 ◯幹線市道課長 198 ◯萩原新吾委員 199 ◯幹線市道課長 200 ◯道路維持課長 201 ◯萩原新吾委員 202 ◯加納美奈子委員 203 ◯幹線市道課長 204 ◯加納美奈子委員 205 ◯幹線市道課長 206 ◯加納美奈子委員 207 ◯奈良握委員 208 ◯高規格道路担当課長 209 ◯奈良握委員 210 ◯高規格道路担当課長 211 ◯奈良握委員 212 ◯幹線市道課長 213 ◯奈良握委員 214 ◯幹線市道課長 215 ◯奈良握委員 216 ◯柴田盛規副委員長 217 ◯生活道路課長 218 ◯柴田盛規副委員長 219 ◯生活道路課長 220 ◯柴田盛規副委員長 221 ◯生活道路課長 222 ◯柴田盛規副委員長 223 ◯道路総務課長 224 ◯柴田盛規副委員長 225 ◯道路総務課長 226 ◯柴田盛規副委員長 227 ◯道路総務課長 228 ◯柴田盛規副委員長 229 ◯松田則康委員 230 ◯道路総務課長 231 ◯松田則康委員 232 ◯道路総務課長 233 ◯松田則康委員 234 ◯関戸順一委員長 235 ◯齋藤仁礼委員 236 ◯都市整備部次長 237 ◯齋藤仁礼委員 238 ◯都市整備部次長 239 ◯齋藤仁礼委員 240 ◯都市整備部次長 241 ◯加納美奈子委員 242 ◯公園緑地課長 243 ◯加納美奈子委員 244 ◯公園緑地課長 245 ◯加納美奈子委員 246 ◯公園緑地課長 247 ◯加納美奈子委員 248 ◯公園緑地課長 249 ◯加納美奈子委員 250 ◯下水道建設課長 251 ◯加納美奈子委員 252 ◯下水道建設課長 253 ◯加納美奈子委員 254 ◯下水道建設課長 255 ◯加納美奈子委員 256 ◯下水道建設課長 257 ◯加納美奈子委員 258 ◯下水道建設課長 259 ◯松田則康委員 260 ◯下水道建設課長 261 ◯松田則康委員 262 ◯下水道建設課長 263 ◯奈良握委員 264 ◯開発指導課長 265 ◯奈良握委員 266 ◯開発指導課長 267 ◯奈良握委員 268 ◯開発指導課長 269 ◯奈良握委員 270 ◯開発指導課長 271 ◯奈良握委員 272 ◯関戸順一委員長 273 ◯関戸順一委員長 274 ◯柴田盛規副委員長 275 ◯住宅政策課長 276 ◯柴田盛規副委員長 277 ◯都市計画課長 278 ◯柴田盛規副委員長 279 ◯都市計画課長 280 ◯柴田盛規副委員長 281 ◯都市計画課長 282 ◯柴田盛規副委員長 283 ◯都市計画課長 284 ◯松田則康委員 285 ◯公園緑地課長 286 ◯松田則康委員 287 ◯住宅政策課長 288 ◯松田則康委員 289 ◯住宅政策課長 290 ◯松田則康委員 291 ◯住宅政策課長 292 ◯松田則康委員 293 ◯都市整備課長 294 ◯松田則康委員 295 ◯都市整備課長 296 ◯加納美奈子委員 297 ◯都市計画課長 298 ◯加納美奈子委員 299 ◯都市計画課長 300 ◯加納美奈子委員 301 ◯都市計画課長 302 ◯加納美奈子委員 303 ◯都市計画課長 304 ◯加納美奈子委員 305 ◯都市計画課長 306 ◯加納美奈子委員 307 ◯都市計画課長 308 ◯加納美奈子委員 309 ◯都市計画課長 310 ◯加納美奈子委員 311 ◯都市計画課長 312 ◯奈良握委員 313 ◯建築指導課長 314 ◯奈良握委員 315 ◯建築指導課長 316 ◯奈良握委員 317 ◯建築指導課長 318 ◯奈良握委員 319 ◯建築指導課長 320 ◯奈良握委員 321 ◯建築指導課長 322 ◯奈良握委員 323 ◯柴田盛規副委員長 324 ◯下水道建設課長 325 ◯柴田盛規副委員長 326 ◯下水道建設課長 327 ◯柴田盛規副委員長 328 ◯下水道建設課長 329 ◯柴田盛規副委員長 330 ◯関戸順一委員長 331 ◯関戸順一委員長 332 ◯関戸順一委員長 333 ◯加納美奈子委員 334 ◯柴田盛規副委員長 335 ◯都市整備課長 336 ◯柴田盛規副委員長 337 ◯都市整備課長 338 ◯柴田盛規副委員長 339 ◯都市整備課長 340 ◯柴田盛規副委員長 341 ◯関戸順一委員長 342 ◯関戸順一委員長 343 ◯奈良握委員 344 ◯下水道管理課長 345 ◯奈良握委員 346 ◯下水道管理課長 347 ◯松田則康委員 348 ◯下水道建設課長 349 ◯松田則康委員 350 ◯柴田盛規副委員長 351 ◯下水道施設課長 352 ◯柴田盛規副委員長 353 ◯下水道管理課長 354 ◯柴田盛規副委員長 355 ◯下水道管理課長 356 ◯柴田盛規副委員長 357 ◯下水道管理課長 358 ◯柴田盛規副委員長 359 ◯下水道管理課長 360 ◯柴田盛規副委員長 361 ◯関戸順一委員長 362 ◯関戸順一委員長 363 ◯関戸順一委員長 364 ◯関戸順一委員長 365 ◯幹線市道課長 366 ◯関戸順一委員長 367 ◯奈良握委員 368 ◯幹線市道課長 369 ◯奈良握委員 370 ◯幹線市道課長 371 ◯奈良握委員 372 ◯幹線市道課長 373 ◯奈良握委員 374 ◯幹線市道課長 375 ◯奈良握委員 376 ◯幹線市道課長 377 ◯奈良握委員 378 ◯幹線市道課長 379 ◯奈良握委員 380 ◯幹線市道課長 381 ◯奈良握委員 382 ◯幹線市道課長 383 ◯奈良握委員 384 ◯幹線市道課長 385 ◯奈良握委員 386 ◯幹線市道課長 387 ◯奈良握委員 388 ◯幹線市道課長 389 ◯加納美奈子委員 390 ◯幹線市道課長 391 ◯加納美奈子委員 392 ◯幹線市道課長 393 ◯加納美奈子委員 394 ◯幹線市道課長 395 ◯加納美奈子委員 396 ◯幹線市道課長 397 ◯加納美奈子委員 398 ◯松田則康委員 399 ◯奈良握委員 400 ◯幹線市道課長 401 ◯奈良握委員 402 ◯幹線市道課長 403 ◯奈良握委員 404 ◯幹線市道課長 405 ◯奈良握委員 406 ◯幹線市道課長 407 ◯奈良握委員 408 ◯幹線市道課長 409 ◯奈良握委員 410 ◯幹線市道課長 411 ◯奈良握委員 412 ◯幹線市道課長 413 ◯奈良握委員 414 ◯幹線市道課長 415 ◯奈良握委員 416 ◯国県道対策課長 417 ◯奈良握委員 418 ◯柴田盛規副委員長 419 ◯幹線市道課長 420 ◯柴田盛規副委員長 421 ◯幹線市道課長 422 ◯柴田盛規副委員長 423 ◯幹線市道課長 424 ◯柴田盛規副委員長 425 ◯幹線市道課長 426 ◯関戸順一委員長 427 ◯関戸順一委員長 428 ◯関戸順一委員長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯関戸委員長  ただいまの出席委員は7人で定足数に達しております。  当委員会に付託されました案件を審査のため、都市建設常任委員会を開きます。  本日の日程は、お手元に配付してあります日程表のとおりです。 日程1 議案第5号 市道路線の廃止及び認定について 日程2 議案第6号 市道路線の廃止及び認定について 日程3 議案第7号 市道路線の認定について 日程4 議案第8号 市道路線の認定について 日程5 議案第9号 市道路線の認定について 日程6 議案第10号 市道路線の認定について 日程7 議案第11号 市道路線の認定について 日程8 議案第12号 市道路線の認定について 日程9 議案第13号 市道路線の認定について 日程10 議案第14号 市道路線の認定について 日程11 議案第15号 市道路線の認定について 日程12 議案第16号 市道路線の認定について 日程13 議案第17号 市道路線の廃止について 2 ◯関戸委員長
     日程1 議案第5号 市道路線の廃止及び認定についてから日程13 議案第17号 市道路線の廃止についてまでの13件を一括議題といたします。  提案者の説明を願います。 3 ◯道路総務課長  ただいま議題となりました議案第5号から議案第17号までの13議案につきまして、一括して提案理由をご説明申し上げます。  まず、議案第5号の市道路線の廃止及び認定につきましては、飯山地内における市道の新設改良に伴い、市道1路線を廃止し、新たに1路線を認定しようとするものでございます。  また、議案第6号につきましては、上荻野地内における区画分譲を目的とした開発行為に伴い築造された道路でございまして、開発区域南側に隣接いたしました1路線を廃止し、本開発により築造された道路とあわせ、新たに2路線を認定しようとするものでございます。  以上2議案につきましては、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第7号から議案第15号までの市道路線の認定についてでございますが、いずれも区画分譲を目的とした開発行為により築造された道路でございまして、議案第7号につきましては関口地内において、議案第8号につきましては上依知地内において、議案第9号につきましては妻田北二丁目地内において、議案第10号につきましては三田地内において、議案第11号につきましては恩名地内において、議案第12号、議案第13号及び議案第14号につきましては愛甲地内、議案第15号につきましては小野地内において、それぞれ1路線を認定しようとするものでございます。  以上9議案につきましては、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第16号の市道路線の認定につきましては、下荻野地内において関係地権者から市道編入申請があり、現況及び事情調査の結果、一般市民の通行の用に供する市道として適当と判断されますので、1路線を認定しようとするものでございまして、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第17号の市道路線の廃止につきましては、妻田北三丁目地内の市道について、隣接地権者から払い下げの申請があり、現況及び周辺の土地利用状況等事情調査の結果、一般市民の通行の用に供する必要がないと判断されますので、本路線を廃止しようとするものでございまして、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  以上13議案について提案説明を終わります。よろしくご審査くださるようお願い申し上げます。 4 ◯関戸委員長  一括質疑を行います。 5 ◯加納委員  議案第17号についてなんですけれども、払い下げということですが、一応予定の払い下げの価格というのが大体予想がつくようであれば教えていただきたいと思います。  それから、今回視察したときには、もう既にそこが道路の状態ではなくて資材置き場のような状態になっていたんですけれども、厚木市内のすべての市道を把握するというのは現実問題としては無理だとは思うんですが、例えば何かの折に、本来の市道として使われていなくて資材置き場のような使われ方をしているのを見つけた場合、そういうときはどのような指導をしているんでしょうか。その2点を教えていただきたいんですが。 6 ◯道路総務課長  まず、1番目の廃道敷の払い下げの単価についてというご質問でございますけれども、廃道敷の払い下げの単価については、地価公示価格、また売り払い地の近隣の公示価格等地域差がございますけれども、売り払いの間口、奥行き、形状等いろいろな要因、また近隣の売り払いの実績等も考慮に入れた中で、議決後、告示期間を置きまして、その時点でなければ単価がわからないという実情でございます。ご理解をお願いいたします。  それともう1つは、そのような資材置き場等があるかというご質問でございますけれども、市道路線につきましては、路線数で約5800路線、総延長として1330キロございます。一般供用に公益的に使われている道路につきましては通常パトロール等で見受けられるんですけれども、なお公図上にあって現況が道路として使われていないというのはなかなか見受けるのが困難な状況になっております。また、市民等からの通報があれば調査をし、話し合いをし、原形に復してもらうという指導をしておりますけれども、そのようなことになったときには、文書を送ったり、我々職員等が現地へ行って原形に復するような指導をしているというのが実情でございます。 7 ◯柴田副委員長  今の17号の件なんですけれども、なかなか見つけるのが困難だと言われていますが、何年ぐらい前から大体あそこを使われていたというか、その使っている業者から話を聞きましたでしょうか。 8 ◯道路総務課長  現状把握については、まことに申しわけございませんけれども、何年ぐらい前ということは当方としては把握できていなかった。なお、平成元年当時の明細地図等を見ますと、既にそこも資材置き場というような形で列記されていたというのが実情でございます。 9 ◯柴田副委員長  今現況として使われていないということなんですけれども、将来的にもそこのところが道路として使用できないんだというような関係で見ると、払い下げしてもいいという判断の基準というか、何かそういうのはありますでしょうか。 10 ◯道路総務課長  公道から公道へ続いている一般通行の用に供されている道路。現況等を調査しますと、維持管理等、砂利敷き、舗装等の手が入っていない。また、地元自治会長、本件につきましては白根並びに田園の自治会長等とも協議をし、自治会長からも供されていないというお話を聞いております。よってこういうような形で議題に上程させていただいたという実情でございます。 11 ◯柴田副委員長  将来的な関係でいえば、道路の問題でいえば、道をしっかり整備すれば人間が通るようになるんですよね。しかし、あそこは全然整備されていないという関係があるものだから、だからそのまま資材置き場みたいな形になっていたというようなことで、これは使用料みたいなのは取っていないというか、規則の関係で取れないという話があるんですけれども、その辺はどういうふうになっていたんでしょうか。 12 ◯道路総務課長  道路法でいいます占用許可条件というのがございます。道路でやってはいけないという条項がございます。道路に関する禁止行為、道路法の第43条でございますけれども、みだりに道路に土石等をたい積してはならないという条項がございます。よって占用料は取れないという判断をしております。 13 ◯柴田副委員長  そうした場合、まずこういう議案にかける場合でも、原状に戻してからやるという考え方というか、見に行ったときには既に資材置き場であったんですけれども、そういうスタート台をしっかりして、それから進めるという考えはないんですか。 14 ◯道路総務課長  今後、そのようなことのないように、十二分に注意して事を進めていきたいと思います。 15 ◯柴田副委員長  あと13号と14号、愛甲の茱萸田の8号と9号線のところですね。あそこの関係は、本来だったら1つの議案で出てきてもよさそうなものですけれども、業者が1つの区画を2分割にして、しかも今度の道路の関係では行きどまりの道になってしまった。それが提案されている。こういう形でのまちづくりというのはどういうふうに考えているんでしょうか。 16 ◯都市部次長  確かにご指摘いただきましたとおり、当初は1会社が持っておりまして、事業主そのものが2つに分割されまして、事業主2名の方から提出されまして、今回、事業主が個々に違うという点、それから許可の日付が出してきたところがまた違うということで、どうしても一連というふうな判断がしにくかったということで、2つというふうなことでございます。そういう形で個々にそういう道路計画等もなされまして、1つずつの1団地ということで出てきておりますので、2つの団地計画ということでございましたので、個々の判断をいたしまして許可処分をしたというふうなことでございます。 17 ◯柴田副委員長  個々の判断もそうなんですけれども、片方が5年ぐらい過ぎてから出されるという状況ならいいんだけれども、ちょうど同じ時期にそのところを同じ議決に持ってくるところ自体がちょっと矛盾があるんじゃないかなと思いますが、どのように感じますでしょうか。 18 ◯都市部次長  私ども、そういう許可権を持ってやっておるんですが、確かに言われるとおり、ああいうまちづくりというのは余り好ましいわけじゃございません。だけれども、個々に出てきて、事業主も違いますし、申請時期も違うということになりますと、個々の判断になってしまうということで、許可を個々にせざるを得ない。ただ、これから指導面におきましては、その辺の関連の指導はしていきたいというふうに考えております。 19 ◯柴田副委員長  これは認定ですので、開発の方でもそのように決めてしまうとなかなか変えることができないと思うんですけれども、こうした道路づくりの問題で何とかその辺の法律をできるような方策で考えられるものなのか、それとも考えられないものなのか、ちょっとその辺の見解をお聞きしたいと思います。 20 ◯都市部次長  確かに私ども、その後、現地を見させていただきましたとおり、どうしても道路がいずれは抜けるんじゃないかという感覚もちょっとイメージを持ちましたので、事業主に対しまして、あの辺はフェンスや何かできちんと区画を明確にしてくれというふうなことで申し上げまして、指導を今しておるところでございます。事業主もそのような形でフェンス等で囲うというふうなことを申されております。今後、県の指導等もございますので、その辺の指導を踏まえながら指導してまいりたいと思います。 21 ◯松田委員  今の13号、14号なんですけれども、私の期待しているのは逆のことで、区画が別だからフェンスで囲うんじゃなくて、やっぱり都市政策からいったら抜け道として抜いてほしいというのが当然の考え方だと思うんですよ。だから、これは言葉は悪いですが、明らかに開発逃れの手法だということは多分次長もおわかりだと思うんですね。一体型の形で開発をすると大変な時間と費用がかかってしまうというのを、何とか分割して短縮と費用の削減をねらった、ある意味では故意的なやり方だということは我々だってわかるんだから、専門家がわからないわけがないと思うんです。こういった開発逃れのような手法をとらせない。要綱や規則というのを変えていく意思があるかどうか、そこのところをお伺いしたいんですが。 22 ◯都市部次長  確かに今松田委員の言われるように、そう感じられる部分もございます。ただし、私どもとしましては、各申請がそのような形で出てきておりますので、ひとつその区画を申請許可どおりにしていただきたいというのを申し上げております。今後は、確かにそういう部分で見受けられますので、県の指導等も仰ぎながら、またそのような形でまちづくりに努めていきたい。また、そのようなことがないように努めていきたいと思っております。 23 ◯松田委員  先ほどの柴田副委員長の質問のフェンス等で囲ってというお話は、区画ごとにもう明らかに分けなさいという指導だと思うんですね。でも、本来的にいえば、あそこに緊急自動車、例えば消防車あるいは救急車、こういうものが入ったときに、抜けていればどちらから行ったって入れるものを、抜けていないがために向こう側だったら1回戻ってまた入らなきゃいけない。このような都市計画上決していいわけではない道路構造になってくるわけですから、本来なら逆に抜いてほしいというのが道路としてのお願いじゃないかなと思うんですけれども、その辺はいかがなんですか。道路としてはどうでしょう。あれは抜いてほしいと僕は思うんですけれども。 24 ◯道路総務課長  委員さんの言われるとおり、確かにごもっともでございます。ただ、開発指導要綱、道路の認定基準等を見合わせますと、協議を重ね、つないでくれという話はしておりますけれども、なかなか事業者の方からの同意が得られなかったというのが現実でございます。 25 ◯松田委員  このことは、ただ現行の法律の枠内ですよ、あるいは指導の枠内ですよということだけで片づけられるものでもない。特に感じているのが、明らかな開発逃れじゃないかと思われる手法をとらせない手法というのを行政として考えていっていただきたいと強く要望します。  それともう1点、先ほど問題になっていた17号。道路総務課長のお答えでは、今後そういう盛り土とか、ああいうのはないようにしていきたいというお答えなんですが、これは現実にできるんですか。私は厚木市内のを全部調べたわけではないけれども、相当な量がある実際には使っていない道路、いわゆる道路の形態をなしていない道路、中には畑になっていたり花壇になっていたり、さまざまな形態。自由使用という言葉であらわせば簡単なんでしょうけれども、その状況がたくさんあると思うんですね。それを一たん道路の形にまた戻してというのは、現実には僕は不可能じゃないかなと思うんですが、先ほどのお答えで本当にいいんですか。 26 ◯道路総務課長  確かに委員さんの言うことは非常に困難性がございます。我々としても、一般広域的に使われている道路は、先ほどご説明しましたけれども、平常時発見可能。あわせて公図上の赤道となっている市道につきましては発見はなかなかできません。市民の通報等があれば協議をし、鋭意直せるように努力をし、話し合いを進めていきたいという意味で、私は先ほどご説明をさせていただきましたということでございます。ご理解を願いたいと思います。 27 ◯松田委員  ということは基本的に、公益上使われている道路なんかそんなことをしたらとんでもない話になるので、逆に廃道もできないし、払い下げもあり得ない話で、こういう廃道とか払い下げをするところは使われていないから行われるわけですから、現実問題不可能だったら、それを道路に戻してから払い下げしますなんて答えない方が私はいいと思うんですね。できっこない話なんだから。そんなことをやっていたら、市で、あるいは行政指導の中でその持ち主、地主がやってくれればいいけれども、現実にはだって市の管理道路であるならば、下手すれば市でやらなきゃいけないわけでしょう。もったいない話じゃないですか。だからそういう意味からいったら、戻すなんていうことを軽々しく言わない方がいいのではないかと私は思ったので、その部分を言っただけなんです。だから、あえて肩を持つわけじゃないけれども、それだけの量があるものを簡単に戻しますなんて言うこと自体、余りにも軽いなという気がしたのでね。それはできるならいいですけれども、結局は市でやるんだったら、逆に税金のむだ遣いになっちゃうじゃないですか。また払い下げが決まり、廃道が決まるのであればね。ですから現況、公共の用に達していないというのであれば、それはそれでもうしょうがないじゃないですか。これについて、確かにちょっと疑義がある、疑問はあるかもしれないけれども、現実に使われていないし、地元の皆さんが使わないよ、いいよと言ってくれるのであれば、じゃ、払い下げもやむを得ないかなというふうな考え方でおりますので、ひとつそういうことも含めて、できないことはできないと。ただ、当日見に行ったときに駐車場がわりに使われていて、資材置き場なのか知らないけれども、トラックがその道路上にとめてあるなんていうことは、やっぱり行く日は決まっているんですから、今後そういうことのないようにお願いしたいというところでございます。 28 ◯柴田副委員長  今の17号の関係でいえば34メートル廃止ですよね。それで16メートルが払い下げの申請が出ている。その16メートルの先には水路があるわけですけれども、水路の管理という関係からすれば、廃止にしたことによって支障を来すんじゃないかなというふうに考えられますが、その辺は、水路の関係者の人たちはどういうふうな気持ちを持っているんでしょうか。 29 ◯道路総務課長  D-218 号線の突き当たりにボックスカルバート、床版がかかっているのがございますけれども、現在、上流部についてはふたがすべてかかっているように思われます。また下流部については開渠になっておりますけれども、部分的に水路の上が管理できるという状態なので、影響はないという判断をさせていただいています。 30 ◯柴田副委員長  それは実際に水路の関係者の人たちもそういうふうに言っているということですか。 31 ◯道路総務課長  水路関係者の同意は得ておりません。得られておらないということではなくて、得ておらない。 32 ◯柴田副委員長  その水路の関係者の印鑑とかそういうのは得られていないということは、話もしていないということですか。 33 ◯道路総務課長  道路総務課の方ではその話はしておりません。 34 ◯柴田副委員長  今後16メートルは払い下げるけれども、その残りのものは将来どういうふうな形でやろうと考えているのか、その辺をお願いします。 35 ◯道路総務課長  D-218 号線につきましては全線を廃止し、残りの14メートルにつきましてはD-190 号線の道路の枝線という扱いでいきたい、かように考えています。 36 ◯奈良委員  茱萸田のなんですけれども、これは新聞の記事に載ったときに資料をお願いしまして出していただきました。先ほど松田委員がおっしゃられたのとほぼ同趣旨の形で、県の方に行ったりとか住民の方から手続上いろんな形がとられたと思うんだけれども、それがもし続いているようであれば、僕はそんな状況のときに道路の認定なんかできるわけないんじゃないかというふうに思っていたんですが、聞くところによると、そういった当時新聞に載っていた当事者、訴えを起こされた方がどうも引いたというような話も聞いたので、であれば問題はないかなというふうには思ったんです。ただ、本質的にいえば開発に対して今後どうしたらいいのかという大きな課題も残っているとは思いますが、本件は開発についてのあれではないので直接にはいいんですけれども、私の認識でいいのかどうかだけ、合っている、違っているという一言だけでいいんですが、お願いします。 37 ◯都市部次長  この現場につきましては工区分けがなされまして、1工区、2工区というような形で分けてあるんですが、現在、道路関係につきましてのところは完了ということで、完了検査済みになっております。現在残されている部分は、民地との境目の擁壁関係におきまして、その擁壁の安全性というふうなことでいろいろと問題がございまして、ここで話し合いがつきまして、要は擁壁関係に着工しておるというふうな状況でございますので、道路につきましては、その区間につきましては完了ということで、完了検査も済んでおります。 38 ◯奈良委員  先ほど言いましたように、だから本質的な問題としてはまだ残されているものも多いし、多分担当の方も相当苦慮されたんじゃないかなというふうに思うんですね。逆に言うと僕なんかは、そういったことに対して、いわゆる法律面であるとかそういうことから、どうしたらいいのかということをともに考える立場なんじゃないかなというふうに思って、ずっと考えているんです。この本件に関しては道路ということですからいいんですが、やはり改善すべき点が多いんじゃないかなという課題は感じます。 39 ◯加納委員  同じく13号と14号のところなんですけれども、今奈良委員がおっしゃったように、やはり業者に対する指導に限界があるというのは、それが規則とか要綱に基づいているからかなと思うんですが、もっと業者に対して強く指導するようにしなければならないと思うんですね。松田委員もおっしゃったように、やっぱり都市計画上としても、緊急事態が起こったときに今回のような状況だと明らかに不都合で、困るというのは明らかなことなので、現在の要綱や規則で不十分であるとか限界があるというのであれば、今奈良委員がおっしゃったように改善しなければいけないと思います。ですから、そういう場合は道路だけではなくて、ほかの担当のところにもかかわることだと思いますけれども、要綱や規則以上のもの、つまり条例か何かで対策を練るということは、今後ほかの所管のところとも協議するような検討などはありますでしょうか。 40 ◯開発指導課長  本件につきましては許可の条件ですので都市計画法の29条です。ただいまの件につきましては、今、要綱指導は確かに限界がございます。ですから今後につきましては、まちづくり条例を制定していかなければいけないかなというふうには考えています。 41 ◯関戸委員長  ほかになければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第5号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第6号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第7号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第8号  採決───賛成全員で原案のとおり可決
            議案第9号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第10号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第11号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第12号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第13号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第14号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第15号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第16号  採決───賛成全員で原案のとおり可決         議案第17号  採決───賛成多数で原案のとおり可決 日程14 議案第18号 平成11年度厚木市一般会計補正予算(第5号)〔所管科目〕 42 ◯関戸委員長  日程14 議案第18号 平成11年度厚木市一般会計補正予算(第5号)所管科目を議題といたします。  提案者の説明を願います。 43 ◯財政課長  ただいま議題となりました議案第18号 平成11年度厚木市一般会計補正予算(第5号)のうち当委員会所管科目につきましてご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算に関する説明書の18ページをお開きください。それでは、歳入からご説明を申し上げます。  初めに、使用料及び手数料のうち土木使用料におきましては、市営住宅使用料の増額を行うものでございます。  国庫支出金のうち土木費国庫補助金におきましては、厚木西公園(防災公園)の建設事業費補助金を増額いたしますほか、事業費の確定等に伴いまして、特定優良賃貸住宅に係る建設費補助及び家賃対策補助金を減額するものでございます。  20ページでございます。県支出金のうち市町村振興助成金につきましては、市道整備に係る市町村振興補助金を増額するものでございます。  財産収入につきましては、みどりの基金の利子を増額いたしますほか、財産売払収入において道路廃道敷の売払収入分として685 万3000円の増額をいたしております。  寄附金につきましては、みどりの基金への寄附金を増額するものでございます。  22ページでございます。諸収入でございますが、雑入の土木費雑入におきましては、かながわトラストみどり財団からの緑地等保全事業助成金を増額いたしますほか、本年度の事業執行が困難なため、境田川下流域高水敷公園整備に係る神奈川県内広域水道企業団からの受入金を減額するものでございます。  24ページでございます。市債につきましては、事業費の確定等に伴いまして、厚木西公園(防災公園)の建設事業債を増額するものでございます。  28ページでございます。続いて、歳出につきましてご説明をいたします。  総務費の企画文化費のうち住居表示費でございますが、住居表示費につきましては、事業の実績等に基づき、住居表示事務費を減額するものでございます。  少し飛びまして38ページでございます。土木費でございますが、道路橋りょう費の道路新設改良費におきましては、現在までの事業の執行状況や実績等に基づきまして、厚木西公園(防災公園)の連絡道路改良事業費を初めとする道路新設改良事業費を減額いたしますほか、土地開発公社からの用地買い戻しのための経費として道路新設改良用地取得事業費を増額するものでございます。  40ページでございます。橋りょう新設改良費につきましては、継続費でございます(仮称)上八反田橋のかけかえ事業費を減額するものでございます。  都市計画費におきましては、都市計画総務費において、事業の執行状況等に基づきまして駐車場案内システムの維持補修事業費を減額いたしますのを初め、公共用地取得事業特別会計につきましては市債の借りかえにおける利子の減、自動車駐車場事業特別会計につきましては繰越金及び使用料の増などから、公共下水道事業特別会計につきましては流域下水道の維持管理負担金が減となりましたことなどから、それぞれ繰出金を減額いたします。  土地区画整理費におきましては、土地区画整理事業費を減額するものでございます。  公園緑地費におきましては、事業の執行状況等を勘案いたしまして、境田川下流域高水敷公園整備事業費を初め、みどりの基金事業費及び運動公園維持管理事業費を減額いたしますほか、みどりの基金への積立金を増額するものでございます。  街路事業費におきましても、現在までの執行状況等に基づきまして、厚木環状2号線及び厚木バイパス線の街路改良事業費を減額いたしますとともに、運動公園建設事業費におきましては、運動公園の建設事業費を減額いたしますほか、公共用地取得事業特別会計における運動公園拡張用地先行取得債の償還に充てるため、同特別会計から用地を取得する経費を増額するものでございます。  42ページでございます。厚木西公園建設事業費につきましては、国庫補助金及び市債許可額等が確定いたしましたことなどに伴う財源更正でございます。  住宅費につきましても、それぞれ事業費の確定や、現在までの事業の執行状況等を勘案いたしまして市営住宅の維持管理及び維持補修の事業費を減額いたしますのを初め、特定優良賃貸住宅供給促進事業費補助金を減額いたすものでございます。また、上向原の市営住宅建設に係る事業費を減額するものでございます。  58ページでございます。継続費の調書でございますが、(仮称)上八反田橋のかけかえ事業につきまして事業費を補正いたしますことから、平成11年度及び12年度の年割額が変更となるものでございます。  60ページでございます。地方債の調書でございますが、厚木西公園(防災公園)の建設事業に係る起債額を補正いたしますので調書が変更となるものでございます。  以上でございますが、よろしくご審査を賜りますようお願い申し上げます。 44 ◯関戸委員長  質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。 45 ◯齋藤委員  41ページなんですけれども、平成12年度で聞こうと思ったんですが、運動公園維持管理事業費が400 万円低くなっているんですが、平成11年度の当初予算が維持管理事業費が3億2752万円でありました。平成12年度で3億8000万円ほどのせているんですけれども、維持管理事業の中で、昨年の決算特別委員会の中で、施設ごとの維持管理はもう少し省エネとか見直しをしろというようなことがあったんですが、今維持管理の中で何が一番お金がかかっているんですか。光熱費はどういうのか、例えば清掃業務委託はどういうのか。 46 ◯運動公園事務所長  今回の補正額とは異なり、維持管理事業費の総額に占めるウエートの高いものというご質問かと思いますが、維持管理事業費の構成といたしまして最大のものは委託料でございます。これは12年度の当初予算ベースでこれからまた審議をいただくということで、これからの審議という前置き、前提をさせていただきます。これが1億9244万5000円ということで、維持管理事業費の総額は約3億8500万円でございますが、そのうちの1億9200万円、端数はございますが、これが委託料でございます。委託料の中で主要なものは、清掃業務委託料、警備業務委託料、公園内除草管理業務委託料、トレーニング室管理業務委託料、プール監視業務委託料、これらが委託料の中でも高額な委託事業であるということです。 47 ◯齋藤委員  今回減った400 万円というのは何が減ったんですか。 48 ◯運動公園事務所長  昨年11月25日から12月27日の間、緊急景気対策ということで、懸案でありましたプールの補修工事をこの間、1カ月と5日になりますか、休場いたしました関係上、光熱水費の減額が生じる。補正の段階では見込みということですけれども、その閉場期間に伴う経費減ということで、400 万円の減額をお願いしたわけです。 49 ◯奈良委員  補正についての反対理由というか、それは本会議で言ったのできょうはいいですけれども、境田川の件、今回減額ということになっているので、もうちょっと詳細に教えていただけないですか。 50 ◯公園緑地課長  境田川の下流域高水敷公園整備事業の関係でございますけれども、本事業につきましては、岡田地内にリバーサイドというマンションがありますが、その相模川の河川敷を利用した整備でございますが、当初計画で、地元要望に基づきまして、周辺の自然空間との触れ合いの場の提供、あるいはピクニック、散歩、休憩などの自然の静的な利用を中心とする空間を確保するため、河川敷を活用した芝生広場を整備していきたいということで当初計画を進めてまいりました。しかしながら、これは河川区域でありますので、河川法の第24条になりますけれども、県に河川占用の事前協議を進めておりましたが、昨年の8月5日に環境自然保護団体から河川管理者の方に計画中止の申し入れがございました。これは全体では約1万平米を超える計画面積でございますので、神奈川県の方で土地利用調整条例に基づく審査会に付すようにというような指導がございまして、12月1日に県のその委員会が開かれまして、12月14日に許可をいただいたという経過がございます。しかしながら、それに基づいて事業主であります厚木市の方で整備を進めていくということで計画をしていたんですけれども、ほぼ同じ時期に環境保護団体から事前協議の内容の全面開示請求が求められたということで、県の方では、これに基づきまして環境保護団体への調整も必要であるということの指示もございましたので、県の河口課、それから相模川総合整備事務所、厚木市の公園緑地課で1月21日と2月7日に協議、調整をした。そういう経過がございますけれども、神奈川県の河口課の方から事前協議書の許可のご回答を現在までまだいただいておりません。昨日、県の河口課の方にも電話いたしましたところ、近々許可をおろす予定であるということでございますが、今許可いただいても、その後、占用許可の本申請をまたしなければいけない。物理的に今の段階では事業をすることができないので、ここで減額の補正ということで提案をさせていただきました。よろしくお願いいたします。 51 ◯奈良委員  見通しとして、いや、今回はそういう措置としての減額だということであれば、多分計画自体は生きだということでいいんですけれども、あと、その環境保護団体というのが、環境保護の団体って何だろうと。どこまで言えるのかわかりませんけれども、どこにあって、どういう団体なのかぐらい言ってくれてもいいんじゃないかなと思うんだけれども、その辺はどうなんですか。 52 ◯公園緑地課長  団体そのものの詳細については十分は把握しておりませんけれども、8月5日に、たしか新聞記事でも出ていますが、相模川キャンプインシンポジウム、代表が岡田一慶という方でございます。相模原の方に事務所がございます。私ども、2回ほど協議を重ねたときには、その会員の方が約5名出られて、県あるいは厚木市と自然保護等についての打ち合わせといいますか、考え方などを協議したということがございます。ただ、内容は余り……。 53 ◯奈良委員  いいです。 54 ◯柴田副委員長  19ページの市営住宅の使用料増、これはどういう関係なんでしょうか。 55 ◯住宅政策課長  住宅使用料につきましての補正でございますが、この2000万円につきましては、当初、平成10年度のときの歳入見込みを出させていただきまして、その数字をいわゆる空き家等の関係の減額ということで、約85%を見込んだという実績がございます。そんな関係で、少し見込みが多過ぎたのかなという感もございますが、そういう空き家等の減額分等を内輪に見たということで、最終的にはこういう数字になってしまったということでございます。 56 ◯柴田副委員長  これは前の年から住宅の法律が変わって、所得証明書か何かが要って、それで計算し、はじき出したのが一応85%でやってみたけれども、実際の金額は2000万円増だったということなんですか。 57 ◯住宅政策課長  確かに収入認定を決めるときには10月1日をもちまして翌年度の認定をするわけでございます。その段階の見込みを出せばよろしいんですけれども、その段階の見込みでは確定がちょっと出ませんので、そういうわけで、ちょっと内輪に見過ぎたかなというふうな感はございます。 58 ◯関戸委員長  ほかになければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第18号  採決───賛成多数で原案のとおり可決 59 ◯関戸委員長  ここで10分間休憩いたします。                 午前9時50分 休憩                ───────────                 午前10時01分 開議 60 ◯関戸委員長  再開いたします。 日程15 議案第19号 平成11年度厚木市公共用地取得事業特別会計補正予算(第1号) 61 ◯関戸委員長  日程15 議案第19号 平成11年度厚木市公共用地取得事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案者の説明を願います。 62 ◯財政課長  ただいま議題となりました議案第19号 平成11年度厚木市公共用地取得事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、6ページをお開きください。初めに、歳入でございますが、財産収入につきましては、荻野運動公園拡張用地の一般会計への売払収入を増額するものでございます。  繰入金につきましては、公共用地先行取得債の支払利子が減となりましたことから、一般会計からの利子相当分の繰入金を減額するものでございます。  続いて、歳出でございますが、公債費につきましては、運動公園拡張用地先行取得事業債の償還を行うため、市債元金償還金を増額いたしますとともに、厚木西公園用地先行取得事業債の10年度借りかえ分についての利子を減額するものでございます。  8ページでございます。地方債の調書でございますが、本補正に伴う補正後の平成11年度末の市債現在高は、一番右の欄でございますが、42億2600万円でございます。
     以上でございますが、よろしくご審査を賜りますようお願い申し上げます。 63 ◯関戸委員長  質疑を行います。──別になければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第19号  採決───賛成全員で原案のとおり可決 日程16 議案第24号 平成11年度厚木市自動車駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 64 ◯関戸委員長  日程16 議案第24号 平成11年度厚木市自動車駐車場事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案者の説明を願います。 65 ◯都市整備課長  ただいま議題となりました議案第24号 平成11年度厚木市自動車駐車場事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算説明書の6ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございますが、使用料及び繰越金につきましては、駐車場使用料収入の増収分といたしまして1429万1000円、それから前年度特別会計の歳出の不用額分といたしまして2407万4000円をそれぞれ増額いたしまして、繰入金につきましては、一般会計からの繰入金といたしまして4250万円を減額措置いたしました。したがいまして、補正後の額といたしまして6億4636万5000円とするものでございます。  次に、歳出でございますが、公債費のうち利子につきまして413 万5000円を減額措置いたしました。これにつきましては、平成11年度内に市債利子、縁故債でございますが、これの利率を引き下げることができたことによるものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審査を賜りますようお願い申し上げます。 66 ◯関戸委員長  質疑を行います。 67 ◯柴田副委員長  駐車場使用料が思ったより多くあったということで、予算の段階で、たしか前の市役所のところが広くなったから、恐らく減るんじゃないかなということで予想を立てたのが、結局その予想が外れてということなんでしょうか。 68 ◯都市整備課長  そういう一因もございますけれども、やはり一般駐車場は全般的に不確定要素がかなりございますから、そこら辺の要因もございます。それから、やはり交通渋滞の絡みからしましてPRも、イベント等のときにもやりましたので、いろんな意味から増額分があったのかな、そんなふうに判断をしております。 69 ◯柴田副委員長  あと、時間帯を少し長くしたのはいつからでしたか。 70 ◯都市整備課長  たしか平成9年だと思います。 71 ◯柴田副委員長  それから見てふえてきたということだね。  今後の営業のあり方だけれども、24時間というか、さらに延長という──これは後で予算のときにやります。いいです。 72 ◯関戸委員長  ほかになければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第24号  採決───賛成全員で原案のとおり可決 日程17 議案第25号 平成11年度厚木市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 73 ◯関戸委員長  日程17 議案第25号 平成11年度厚木市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案者の説明を願います。 74 ◯下水道管理課長  ただいま議題となりました議案第25号 平成11年度厚木市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算説明書の10ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございますが、国庫補助金、県補助金及び前年度繰越金、雑入、この雑入につきましては消費税の還付金の増分でございます。それぞれ増額いたしまして、一般会計からの繰入金と市債につきまして減額措置をさせていただき、補正後の総額を71億36万円とするものでございます。  次に、歳出でございますが、12ページをお開きいただきたいと存じます。下水道総務費のうち相模川流域下水道維持管理費につきまして、県の流域下水道の精査の状況から、本市負担額が減少したことに伴いまして減額するものでございます。  公共下水道事業費につきましては財源更正でございます。  流域下水道事業建設費負担金につきましては、本市負担額の変更に伴い、減額するものでございます。  次に、14ページの地方債調書をごらんいただきたいと存じます。今回、市債6800万円を減額いたしますと、平成11年度の起債見込み額は12億1670万円となり、市債の平成11年度末現在高見込み額は425 億1635万8000円となるものでございます。  以上でございます。よろしくご審査いただきますようお願い申し上げます。 75 ◯関戸委員長  質疑を行います。 76 ◯柴田副委員長  相模川流域下水道の維持管理費の負担金が減ったという内容なんですけれども、これは内訳みたいなのはどういうふうになっているんでしょうか。 77 ◯下水道管理課長  相模川流域下水道の維持管理費の負担金につきましては、実は県が作成いたします維持管理計画に基づきまして、当初予算の措置をさせていただいております。この金額につきましては、この維持管理計画そのものは9年から11年まで既に年度ごとの負担額が示されておりまして、その金額を当初計上させていただいていたんですが、いわゆる処理水の減というようなことから減額が生じたということでございます。 78 ◯柴田副委員長  これはその前に使用料の値上げなんかがあったときは、県の作成した関係ともあわせて値上げの理由になってきたのではないかなというふうに思うんだけれども、その辺の絡みはどうなんでしょうか。 79 ◯下水道管理課長  下水道使用料等の関係でございますけれども、平成11年に使用料については改正をさせていただいて、これを3年間そのままでいこうというような計画でおります。それと維持管理費との関係でございますけれども、いわゆる使用料の占める全体の予算の割合というのは、まだまだ使用料は低うございますので、直接の関係というのはないというふうに思っております。したがいまして、この前の使用料改正につきましては、適正な改正だろうというふうに思っております。 80 ◯柴田副委員長  そういう点では減額だったという事実がありますので、また後で──いいです。 81 ◯関戸委員長  ほかになければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第25号  採決───賛成全員で原案のとおり可決 日程18 議案第30号 厚木市土砂等の適正処理に関する条例について 82 ◯関戸委員長  日程18 議案第30号 厚木市土砂等の適正処理に関する条例についてを議題といたします。  提案者の説明を願います。 83 ◯開発指導課長  ただいま議題となりました議案第30号 厚木市土砂等の適正処理に関する条例について、提案理由のご説明を申し上げます。  近年、建設発生土を初めとする残土の崩壊及び流出等が、環境の破壊や周辺地域の住民に対して災害発生の危機感を抱かせるなど、問題となっております。そこで、一定規模以上の埋立行為を許可制にすることで、災害等の危険が伴う残土処理を排除するとともに、良好な環境の保全と市民の安全を確保するため、土砂等の埋立行為の許可に関し必要事項を定めた本条例を制定するものでございます。  それでは、条文ごとに内容を要約してご説明いたしますので、恐れ入りますが、条例の条文をごらんください。まず、第1条ですが、条例制定の目的を明記したもので、土砂等の埋め立てや盛り土等の行為を許可制にし、土地の秩序ある利用及び良好な環境の保全並びに市民の安全の確保、これら3つの目的達成のため、土砂等の適正な処理を推進するものでございます。  次の第2条は、主要な用語の規定でございます。  また、第3条は、第1条の目的達成のため埋立行為を行う事業主等の責務を規定したものでございます。  次の第4条から第6条までが土砂埋立行為に係る許可関係の規定でございます。まず、第4条第1項につきましては、土砂埋立行為の許可を受けなければならない面積及びたい積等を規定したもので、土砂埋立区域ごとに許可が必要となります。  第1号につきましては面積規定で、埋立行為を行う面積が500 平方メートル以上2000平方メートル未満を対象といたします。なお、この面積規定は神奈川県の条例を補完するものでございます。  次の第2号が合算面積の規定で、埋立面積が500 平方メートル未満であっても、一団と認められる土地の区域において、3年以内に埋め立てた合算の面積が500 平方メートル以上2000平方メートル未満でも対象となります。  次の第3号がたい積規定で、小さい面積であっても災害発生の原因となりますので、市民の安全を確保するため、埋立面積が500 平方メートル未満であっても、高さ1メートル以上、かつ500 立方メートル以上も対象となります。  また、第4条第2項につきましては、危険性のない埋立行為、建設発生土の有効利用、法令等による二重の規制の回避及び緊急性等を考慮して、許可の適用除外を規定したものでございます。なお、農地法及び森林法につきましては、不法な土砂等が搬入されやすいので、災害の発生から市民の安全を確保するため、許可が必要となります。  第5条につきましては、許可を受ける際に必要な申請内容と添付図書を指定したもので、これに基づき審査を行うものでございます。  次の第6条第1項は、環境の悪化防止措置、環境の保全措置、安全上の措置及び事故の防止措置等を規定したもので、基準に適合している場合に許可するものでございます。なお、細かい一般基準と技術基準は、参考資料の規則の別表第2に規定してございます。
     また、同条第3項については、許可を補完するため必要な条件を付することができる規定でございます。  次の第7条は許可した者への変更の許可等の規定で、また、第8条は地位の承継規定でございます。  次の第9条は許可の取消し規定で、第1項は、不正な手段等により許可を受けたり、許可を受けてから長期間未着手等の場合の取り消し規定です。  第2項は、変更許可を受けた者が長期間未着手の場合を規定したものでございます。  次の第10条から第12条は、許可を受けた者が遵守しなければならない標識の設置や完了の届出等の規定です。中でも第12条第1項は、完了後に適合検査を行い、不適合者の場合の是正措置を規定したものでございます。  次の第13条は、必要に応じて行う報告の徴収規定。  また、第14条は、必要な限度において行う関係職員の立入調査を規定したものでございます。  次の第15条は、不法行為者への停止命令及び是正命令と、命令に従わない場合の公表を規定したものでございます。  次の第16条は、規則への委任を規定したものでございます。  次の第17条から第19条は罰則規定です。なお、罰金の額等につきましては、横浜地方検察庁との協議の結果、県条例と同様に、地方自治法第14条第5項で規定する罰則の最上限である2年以下の懲役または100 万円以下の罰金を最高刑として、違反内容に応じて3段階に設定してございます。  まず、第17条でございますが、2年以下の懲役または100 万円以下の罰金規定です。第4条第1項の土砂埋立行為の許可違反、第7条第1項の変更の許可違反、第15条第1項の不法行為者への停止及び除却等の是正命令違反でございます。  次の第18条は、1年以下の懲役または100 万円以下の罰金規定で、第9条第3項の取り消しした者への是正措置命令違反、第12条第2項の適合検査不適合者への是正命令違反、第15条第2項の条件違反者の是正措置命令違反でございます。  また、第19条は50万円以下の罰金規定で、第7条第3項の軽微な変更違反、第11条の着手届違反、第12条第1項の完了届出違反、第10条の標識設置違反、第14条第1項の立入調査を阻害したものへの罰金規定でございます。  最後の20条は両罰規定で、第17条から第19条の規定に違反した場合、事業主及び工事施工者双方等を罰する規定でございます。  また、附則でございますが、1の施行期日は、周知期間を置くため平成12年9月1日から施行いたします。  2については適用除外の規定で、前段につきましては、この条例の施行の日以前から埋立行為を行っている場合について、1カ月を経過する日までの間は埋立行為の許可は適用しないものでございます。また、後段につきましては、期間内に申請があった場合も処分するまで埋め立てができる規定でございます。なお、同様の規定は、神奈川県の場合、適用除外の期間を本市より長い3カ月としております。  以上で説明を終わります。よろしくご審査くださいますようお願い申し上げます。 84 ◯関戸委員長  質疑を行います。 85 ◯奈良委員  本会議で大体のことは部長からお答えいただいたんで、少し確認というのかな。あのときは、かなり時間をかけていろいろ協議も重ねて、今ご説明いただいたように罰金等を含めてかなり念入りにというか、やれる最大限のことを考えてつくったものだというご説明がありました。本会議で申し上げたのは、もう既に他市等では同様の条例等がされているところが多いと思うので、要はこういう条例が実際あることによって効果があったところなんかがあるんだったら、委員会とかでできれば披露してもらいたいというようなことを言ったつもりなんだけれども、なければないで、あればあるで、まずそれだけを伺っておきましょう。 86 ◯開発指導課長  効果につきましては部長もご答弁申し上げましたけれども、まずはこの条例、いわゆる許可制にすることで当然件数が減少するということです。それに伴いまして、災害の発生の防止、あるいは環境の保全が確保できるという効果があります。それと2つ目としましては、この条例制定により、今までなかった立入調査ですとか停止命令が行使できますので、無許可で埋立行為等を行ったものに対し罰則を科すことにより、許可の実効性が担保できるという効果がございます。そして他市の状況を調べましたら、確かに件数はぐっと減っております。そしてこの条例、近隣では秦野市が、昨年、ちょうど2月ごろですか、罰則規定を適用しております。それと隣の伊勢原市が停止命令等を執行したそうです。 87 ◯奈良委員  ありがとうございました。悪質なものは相当悪質で、どこまで行っても捕まらないみたいなケース等も想定されるので、これをつくったことによって少しでも改善されれば、それはそれでいいことだと思うんだ。土砂等の不法な扱いで今までも相当問題にはなっていたからね。なかなかできないので、ようやくここでできたこと自体は評価するんですが、あともう1つ、これは罰則が県と同等、最高ということでご説明いただきました。罰金刑の場合なんですけれども、罰金は当然市に入るわけですよね。 88 ◯開発指導課長  罰則であります罰金の執行につきましては、国の執行機関であります検察庁の命令です。したがいまして、これは国庫ということで国に入ります。 89 ◯奈良委員  そうですか、わかりました。  あとは、この条例は実際に9月からということで、それまでは周知期間に当てるというご説明でした。体制として、ほかの自治体なんかは土砂の関係は環境で持っていたりとか、そういうこともあるようなんだけれども、土砂の違法を摘発するのが農委なのか、あるいは日常的に通報によるものというのも多いと思うんだけれども、いわゆるそういった監視体制といったことまで含めて、現状の開発指導というところで持っているということ自体についての体制的な問題というのか、あるいは人員も含めて、その辺について部内等で検討等はしたのか。機構にかかわることでもあるんですが。 90 ◯開発指導課長  私ども開発指導課は今13名でやっておりまして、技術屋さんは係長が1名おります。ただし、これが9月から施行されて、当然技術屋が欲しいということで1名要望はしてございます。ですから、もし要望がかなえられなかった場合には、現体制でやっていくという形になろうかと思います。 91 ◯奈良委員  一時期ほどではないと思うんですけれども、開発行政という割としんどいところなわけで、その土砂をどこが持つかという議論があると思うんですが、そういったことについては、この間、総務の方から、機構が4月以降こう変わるという一定の案も示されましたが、やっぱりいろいろと考える点があるんじゃないかというふうに思うので、体制が十分とれるように、後ろの方に総務部長もいますから、考えていただくようにお願いをしておきたいと思います。結構です。 92 ◯松田委員  これはまだ成立をしておらないわけですけれども、この条例が成立した後に、違反とおぼしき事例というのは現実にはあるんですか。 93 ◯開発指導課長  現在何カ所か市内で積まれている状況はご存じだと思うんですけれども、この条例が施行されても、土砂が再度動き出さない限りは適用できませんので、そういうことでございます。 94 ◯松田委員  現行、条例違反ではあっても適用ができないということは、今現在の危険な状況を解消できないということでしょうか。 95 ◯開発指導課長  市内に何カ所か危険な箇所がございまして、まず2000平方メートル以上ということで県が許可しましたのが、七沢が1件。それと危険と思われるのは上荻野1件。それとあと1つが、上古沢から森の里へ抜けていく左側、たしかあそこも危険だと思うんですけれども、そこにつきましては現在県が差しとめを行っているという状況でございます。 96 ◯松田委員  2000平米以上は県ということですから、もう既に県の指導があるんでしょうが、現実に県が指導しても言うことを聞かないというか、指導に従わないという過去の例がありましたよね。こういった場合、この条例ができれば、それに合致して罰金刑とか、そこまで現実にやるんだという強い意思を持っているということですね。現行のは、できれば適用にならないというんじゃなくて、何とかしてほしいというのが市民や住民の強い願いでもありますし、特にお話の箇所というのは下に河川等があって、それが時期が来ると土砂を流出する可能性があり、土砂が崩れるという大変危険な箇所だというふうに私どもも認識していますので、できれば条例が施行されなくても、至急にでもこの部分については改善できるような指導を強くお願いをしたいと思います。 97 ◯都市部長  ただいまの松田委員さんがご心配の内容等につきまして、今までは神奈川県の行政センターに、大変多い組織でもって県央地区土砂不法投棄対策会議というのが設置されております。これは私どもの厚木市でも市政企画部が参加しているわけでございますけれども、これには厚木土木から相模原土木、それから総合整備事務所とか保健所、警察、こういったようなもので相模原も入りまして県央の6市1町1村でこういった組織をしております。ここでもって、今後、今開発指導課長が言いましたように、まだ7カ所ばかりこういった不法投棄の箇所もございますので、この対策会議を通じまして徹底を図っていくということですけれども、4月1日から5カ月間の9月の施行日までの間、またこういった違反等が出る可能性もございますので、この対策会議を通じまして監視を強くしていくというような考えを持っております。 98 ◯柴田副委員長  この土砂等の適正処理に関する問題、私も一般質問で残土の問題や盛り土の問題をやってきたんですけれども、今回の4条の規定で(2) 、500 平方メートル未満のところで、その土地の区域の一団と認められる土地で、さらに前に3年以内というふうな形があるんですが、3年以内との決め方なんですが、5年とか10年という規定もできるんだろうというふうに思うんだけれども、この辺はどうして3年以内というふうに規定したのか。 99 ◯開発指導課長  特に年数の規定はございません。この文につきましては、いわゆる分割して開発といいますか、許可を逃れようとするのを防止するための条項でございます。そして近隣では秦野、小田原、伊勢原、この3市が行っておりまして、いずれもこの3市は500 平米未満ですけれども、300 平米以上ということで、ちょっと限定しています。厚木の場合は500 平米未満ですから、例えば10平米であっても20平米であっても該当する。そしてその期限ですけれども、秦野、小田原については1年以内、それから伊勢原については3年以内の合算というふうになっております。ですから5年というようなところはございません。 100 ◯柴田副委員長  これは3年でいいのかという関係が出てくるだろうというふうには思います。  それと責任逃れじゃないけれども、例えば事業主などに対して役員名簿の提出というのはこの中にあるんでしょうか。 101 ◯開発指導課長  許可の申請書類の中で規則にあると思います。 102 ◯柴田副委員長  この中に書かれているのは、現場責任者とか工事施工責任者の氏名、またはこの事務所の所在というふうに書かれていますけれども、最後の最後までというか、何人かの役員がいればその役員を追及して最後まで処理をさせるという条件が、そのために役員名簿の提出というふうなところが必要じゃないかなというふうに思うんですが、その辺はどうですか。 103 ◯開発指導課長  今回申請書は添付してございませんけれども、これが議決されましたら規則の方を作成するわけですが、たしかそこに入っていると思います。 104 ◯関戸委員長  ほかになければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第30号  採決───賛成全員で原案のとおり可決 日程19 議案第31号 厚木市河川占用料条例について 105 ◯関戸委員長  日程19 議案第31号 厚木市河川占用料条例についてを議題といたします。  提案者の説明を願います。 106 ◯下水道建設課長  それでは、ただいま議題となりました議案第31号 厚木市河川占用料条例の制定について、提案理由と内容のご説明を申し上げます。  本件は、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴いまして、流水占用料及び土地占用料の徴収について必要な事項を定めるため、本条例を制定しようとするものです。  なお、本条例におきまして地方分権一括法の施行により地方財政法が改正されまして、同第23条において市は使用料の徴収に当たり条例を定めることとなりましたことから、従前は厚木市河川法施行取扱規則の中で行っておりましたが、今回は徴収に関する必要な事項を第1条の趣旨から第6条の流水占用料等の不還付までに記載させていただきました。  なお、附則につきましては、本条例を平成12年4月1日に施行しようとするものでございます。  ページをあけていただきまして、条例の後ろになりますけれども、別表(第2条関係)の占用料につきましては、ここに記載してございます金額につきましては、従前の規則と同料金でございます。  以上でございます。よろしくご審査をいただきますようお願い申し上げます。 107 ◯関戸委員長  質疑を行います。 108 ◯齋藤委員  ちょっと占用料のことでお伺いしたいんですけれども、実際に電柱とか何かの占用というのはあるんですか。 109 ◯下水道建設課長  ございます。河川使用料としまして、11年度につきましては厚木ガスさんを初め第二電電さんまで5カ所がございました。 110 ◯齋藤委員  この占用料自体は道路占用料と同じ価格であるのか。それと3年に1回ずつ占用料金の見直しというのをやっているんですよ、厚木ガスも電電さんも。そういうような見直しもされて今後やるのかどうか。 111 ◯下水道建設課長  ただいまご質問ございましたように道路総務課の方の占用料と同一でございますので、その基準に合わせて今後も見直しが行われるというふうに思っております。 112 ◯齋藤委員  そうしますと、今度調査していただきたいんですけれども、神奈川県を見ましても、厚木市の占用料は非常に安いんです。ぜひ見直しをしていただきまして、取れるものは取っていただけるようなことをやっていただければ非常にありかたいと思います。恐らく県央で一番安いのが厚木市だと思います。ぜひご検討をお願いいたします。 113 ◯下水道建設課長  道路総務課の方と調整します。 114 ◯柴田副委員長  この中で1級、2級河川を除いてということなんで、本会議のときの話で厚木の川で3本適用になるという話でしたっけ。その川の名称をもう1度お願いします。 115 ◯下水道建設課長  相模川の方から東から西の方へ申し上げますと、山際川、続きまして善明川、最後が恩曽川でございます。
    116 ◯柴田副委員長  そうすると、この3本の川の地域の話だということになるわけですね。──結構です。 117 ◯関戸委員長  ほかになければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第31号  採決───賛成全員で原案のとおり可決 日程20 議案第32号 地方分権の推進に伴う関係条例の整備等に関する条例について〔所管条           例〕 118 ◯関戸委員長  日程20 議案第32号 地方分権の推進に伴う関係条例の整備等に関する条例についての所管条例を議題といたします。  提案者の説明を願います。 119 ◯行政管理課長  それでは、ただいま議題となりました議案第32号 地方分権の推進に伴う関係条例の整備等に関する条例につきまして、提案理由をご説明申し上げます。  地方分権の推進につきましては、昨年7月16日に地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律、いわゆる地方分権一括法が公布され、一部を除きまして平成12年4月1日から施行されることとなりましたが、この法律の施行によりまして本市の条例の一部を改正する必要が生じたため、引用条項の変更あるいは附属機関に係る改正など、関係14条例の一部を一括改正するための条例を制定するものでございます。なお、当委員会におきましては、14条例のうち所管の条例改正をご審査いただくこととなりますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、恐れ入りますが、新旧対照表をごらんいただきたいと思います。ページは振ってございませんが、3枚目の中ほどの厚木市都市計画審議会条例の一部改正でございます。本件につきましては、都市計画法が改正をされまして、同法第77条の2第1項の規定によりまして市町村都市計画審議会を設置することができるようになったことによりまして、同条例第1条において設置規定を設けるものでございます。また、第2条から第4条につきましては、政令で定める基準に従い、審議会の組織及び運営について改めるものでございます。  次に、厚木市下水道条例の一部改正につきましては、第4条の2において、文言の整理及び引用条項を移動するものでございます。また、第7条第2項から5項までの改正につきましては、地方自治法の改正によりまして、普通地方公共団体は、義務を課し、または権利を制限するには、法令に特別の定めがある場合を除くほか、条例によらなければならないと改められましたので、従来規則で定めていた規定を条例化したものでございます。第20条につきましては、手数料の徴収は条例によらなければならないとの地方自治法の改正に伴いまして、従来規則で定めておりました手数料を条例に移行したものでございます。  次に、次のページの厚木市公共下水道使用料条例と厚木市道路占用料条例及び厚木市都市公園条例の3条例の一部改正につきましては、これも地方自治法の過料の規定の改正に伴い、改めるものでございます。  次に、厚木都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正につきましては、従来規則で定めていた徴収猶予の取り消し規定を条例に定めるものでございます。  次に、厚木市市営住宅条例の一部改正につきましては、公営住宅法の改正によりまして、公営住宅監理員の必置規制が緩和されましたので、市営住宅監理員を廃止すべく、所要の措置を講ずるものでございます。  なお、改正条文の最後になりますが、附則を設けております。まず、厚木市都市計画審議会条例の一部改正に伴う経過措置といたしまして、改正前の厚木市都市計画審議会の委員である者は、同条例第3条第1項第3号に掲げる者を除き、その任期が満了するまでの間、改正後の同条例第3条第1項の規定により委嘱された委員とみなすこと。  また、厚木市下水道条例の一部改正に伴う経過措置といたしまして、改正前の民法の規定による浪費を原因とする準禁治産者の宣告を受けた準禁治産者は、宣告が取り消されるまでの間、改正後の同条例第7条第3項第4号に規定する被保佐人とみなすとの規定を設けたものでございます。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 120 ◯関戸委員長  質疑を行います。 121 ◯柴田副委員長  市営住宅条例の関係で、この関係は規則の中で変わったんですけれども、市営住宅管理人、この前までは監理員というのがいて、それが廃止になって、市営住宅の管理人という人はどういう人なんでしょうか。 122 ◯住宅政策課長  公営住宅の監理員といいますのは、事業の主体の長、いわゆる市長が職員の中から任命するということで、現在は住宅政策課の私、課長と、係の者全員がなっておりまして、それから先ほど出ておりました市営住宅の管理人さんにつきましては、各団地にそれぞれ管理人さんを置きまして、現在も続けておりますので、それをなくしたということはございません。それが現状でございます。 123 ◯柴田副委員長  そうすると、市の職員の関係はなくなったけれども、今までは市の職員が監理員というようなことでやっていたんですが、今度は住宅の管理人ということで各市営住宅の中で1人選んで、その人を中心に住宅政策課との連絡を密にするという関係になるんですか。 124 ◯住宅政策課長  全くそのとおりでございまして、住宅監理員というものにつきましては市の職員が現実にやってございまして、この制度につきましては公営住宅法ができております昭和26年ということにさかのぼるわけでございますが、そのまま今の現状に来ておりまして、現実的には住宅政策課の職員が本来の職務として公営住宅の監理をしているということでございますので、特に住宅監理員という形で置かなくてもよろしいんじゃないかということで廃止するものでございます。 125 ◯柴田副委員長  そうしますと、従来と変わりないというふうに考えてよろしいんですか。 126 ◯住宅政策課長  従来と全く、指導そのものについては同じでございます。 127 ◯関戸委員長  ほかになければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第32号  採決───賛成多数で原案のとおり可決 128 ◯関戸委員長  ここで10分間休憩します。                 午前10時49分 休憩                ───────────                 午前11時00分 開議 129 ◯関戸委員長  再開いたします。 日程21 議案第46号 平成12年度厚木市一般会計予算〔所管科目〕 130 ◯関戸委員長  日程21 議案第46号 平成12年度厚木市一般会計予算所管科目を議題といたします。  議事整理の都合で質疑は1人3項目以内として、超えるときは各委員の質疑の後に願います。なお、質疑の際はページをお示しください。  まず最初に、道路部、国県道担当の所管科目について質疑を行います。 131 ◯齋藤委員  157 ページ、道路交通障害物点検事業費のことなんですけれども、今回、緑ヶ丘と南毛利地区をやるということなんですが、厚木市の場合、歩道がかなり狭いと思うんです。そういう場合、実際にそういうことをやることによって、道路の幅員の影響とか、そういう影響が出てくるのではないかなというふうに思うんです。あと、国道、県道が多い厚木市にとって、これからどういうように対応をされるのか。 132 ◯生活道路課長  ただいまのご質問の道路交通障害物の件につきましては、今回の予算計上につきましては緑ヶ丘と南毛利の分については現況の調査委託ということで、現道の中でどういうふうな電柱が歩道部分に入っているか、あと歩道と道路との高低差等を調査する事業でございます。そういう面を調査した中で、歩道が狭いとか、幅員についての結果をもってまた計画をして、工事にかかりたいと思っております。 133 ◯齋藤委員  今話した中で占用物がかなり影響がこれから出てくるんじゃないかなと思うんですよ。例えば看板も歩道上に出ているものがあると思います。それと歩道上にある電柱とか、そういう問題。そういうような協議をされるときに、逆に道路側に出しちゃうと交通に影響が出てくるのではないかなと思うんです。民地の方に入れてもらえるんでしたら問題はないんですけれども。こういう調整というものは市だけでやるのか、それとも第三者機関を入れてこれから検討するのか、その点だけちょっと教えてもらいたいんです。 134 ◯生活道路課長  ただいまの特に電柱とか電話柱につきましては、一応改修工事のときに民地の方に入れさせてもらうように説明会等ではお願いして、第三者ということでなく、直接市が地権者にお願いし、お話しした中で、また占用者であります東電とかNTTさんから地権者の方に交渉してもらうような形になっております。 135 ◯齋藤委員  今度このバリアフリーを緑ヶ丘、南毛利でやるということは、緑ヶ丘、南毛利に絞った理由というのは何ですか。 136 ◯生活道路課長  一応調査した結果、公共施設が多いとか、あと小学校の通学と、あと高齢者が市の全体の区域から見ますとパーセンテージが大きいもので、今回その地区を委託する予定でございます。 137 ◯齋藤委員  これは政策上の問題だと思うんですけれども、実際に市内におきましては歩道がかなり狭い。段差があるところが非常にあると思うんです。例を挙げますと土木所通りのところ、あそこなんかかなり歩道が狭い。車いすとか高齢の方にとっては非常に歩きにくいところだ。かといって、そこの歩道を整備して広げるということになると、道路の拡幅にもいろいろと問題が出てくる。占用物件もかなりある。交通量も多い。本来でしたら今話しました通学路の問題とかそういうことでやるんですけれども、市内の中心地をこれから取り組まなければ、そういうようなことは解消しないと思うんですが、その点はどうなんですか。 138 ◯幹線市道課長  土木所通りでございます。下之谷恩名線でございますが、あそこにつきましては確かに歩道が現在1.5 メートル、それに電柱が建っているということで、歩行者の方には不便。それと段差が、狭い中でかなり高いということがある。それで、あの道路につきましては、人にやさしい道づくり協議会であるとか中心市街地活性化、産業政策課の方で担当している、そういう中でも提言されておりまして、現状12メートルの幅員しかございません。それを地権者の協力を得て歩道を広げるというのはちょっと難しい状況なので、今あのところ、車道が停車帯を持っておりまして、停車帯を縮めることによって歩道を広げることができるのかなと。それと電柱に関しては、2.5 メートル以上の歩道になりますとCCボックスとか、いわゆる無電柱化事業ができるのかなというようなことで現在検討しておりまして、また地元の商店会の方たちもあそこの道路には関心を持っておりまして、私の方もそういう点で地元と協議しながら、協力が得られるものは協力を得て、公共用地内でできるものは進めていきたい、そんなふうに考えております。 139 ◯齋藤委員  最後にしますけれども、今課長の方からCCボックスの話が出たんですが、厚木市の場合は歩道が狭いので、CCボックスは歩道の中に入れられないんじゃないですか。実際問題、入れられるところというのは非常に少ないと思うんですよ。CCボックスをやるからそういうのは地下に入れるとか、そういうことは実際の歩道の整備とは全く違う観点だと思うんですけれども、道路部長、この点、CCボックスを入れてそういうふうなバリアフリー化をするとかいうふうなことはどのように今後……。 140 ◯道路部次長  CCボックスでございますけれども、国の方の施策で、今までは電線類の地中化は自治体方式というふうな形で実施をしてきたわけでございますが、確かに歩道が、今CCボックスの場合は2メートル50ぐらいないとこのボックスが入らないということで、その辺が苦慮するところでございます。CCボックス以外でも入るようなものは、自治体管路方式ということがございますが、これもまたやはり1メートル50ではちょっと狭いので、2メートル50近くないと難しい部分もございます。しかし、各企業者と相談をしながら、可能なところはCCボックスでやりまして、それ以外のところは自治体管路方式で進めるような形で引き続き取り組んでまいりたい、こんなふうに思っております。 141 ◯加納委員  159 ページの上の方なんですけれども、ポケットパーク整備事業というのが今年度から初めて始まるということなんですが、このポケットパークとなるのはどういう土地が対象となるでしょうか。 142 ◯生活道路課長  ポケットパークの設置箇所につきましては、今のところ予定としては妻田東と酒井を予定しておりますが、特に妻田につきましては、道路改良等の残地、旧道との交差点のところの残地部分につきまして一応ポケットパークといたして、植樹及びベンチを置いて、憩い、潤いとか安らぎ、歩行者が歩いた中で一時休憩、休息地みたいな形で整備したいと思っています。 143 ◯加納委員  今年度は2カ所ということなんですけれども、今年度、その2カ所以外にも対象となるようなところが発生することはあり得るということでよろしいでしょうか。 144 ◯生活道路課長  ほかの場所も、用地買収をした結果、残地等が出ました場合はそういうことも検討して、そういう歩行者が多いところにつきましては、一応設置できればやっていきたいと思っています。 145 ◯加納委員
     今年度は2カ所ということですけれども、今後はどういう感じで展開していく方向でしょうか。 146 ◯生活道路課長  ハートプランの計画といたしましては、一応今後、年間2カ所ずつお願いする予定で予算要望してまいる予定ではございます。 147 ◯奈良委員  何ページと言いづらいんだけれども、道路部の各課ごとでいいんだけれども、要するに、各課ごとで予算が前年対比でどのぐらいふえたかというのはどんなものだろう。例えば生活道路ではこのぐらいふえている。パーセントでも額でもいいんだけれども、その辺は。 148 ◯道路部次長  各課ごとというお話がありましたけれども、道路部全体で先にお話をさせていただきたいと思いますが、道路部全体といたしましては、昨年と比較をいたしますと全体では121 %強でございます。しかし、この中には公社からの買い戻しを計画いたしております。したがって、実質的な部分を申し上げますと77.4%、このくらいが本年、12年度の概要でございます。 149 ◯奈良委員  つまり買い戻しの占める割合が多いということなのかな。土地開発公社の保有する用地の一覧ももらっているので、確かに多いなというふうに思って見ていたんだけれども、予算書を見ても、その用地取得費という中のあらかたいろんな部分がそれに当てはまるのかなと思って見ていたんだけれども、要するに、各課ごとで知りたいというふうに思ったのは、国県道まで含めて道路部の中でそれぞれ均衡がとれているのかどうかも含めて知りたかったから出してくれというふうに言ったわけ。各課ごとでまとめ上げてつくっているわけだから、そのくらいわかるんじゃないかなと思ったんだけれども、今すぐは無理かな。 150 ◯道路部次長  それでは、各課ごとに私の方から、それぞれの課にまたがりますので、ご説明させていただきたいと思います。昨年度の予算と12年度の率で申し上げたいと思いますけれども、道路総務課につきましては、昨年度と対比しますと65.9%でございます。道路維持課でございますが、昨年度と対比しまして84.3%でございます。道路用地課でございますが、302.4 %でございます。幹線市道につきましては42.8%、生活道路課につきましては76.5%でございます。国県道対策課が92%でございます。それで全体といたしまして、先ほど申しました121.8 %、こういう数字でございます。 151 ◯奈良委員  そうすると、道路用地が302.4 %と突出しているのは、その辺のさっきご説明があった関係ということだよね。平均すると、ならしてそのくらいということなんだけれども、やっぱりばらつきがあるなというふうに思って、特に幹線を整備しなきゃいけないという位置づけからすると、幹線にもうちょっと割り振ってやりたい気もするじゃない。それは意見ですからともかくとして。  そんな中で、特に市長の三大施策という意味では交通渋滞の解消ということで位置づけがあって、なおその上で、今度、助役を委員長として道路緊急整備対策委員会というのを設置するというふうに施政方針で述べられておりました。これは各課にまたがるのか、この予算の上ではどういうふうに反映されるのか。これは施政方針との絡みで大事なところだから、説明ができる人がまとめて答えていただいてもいいんだけれども、あるいは細かい話だったら担当でもいいですし、答えてください。 152 ◯幹線市道課長  道路緊急整備の件でございますが、予算書では対策事業費といたしまして、説明欄の上から12番目、船子飯山線、これがその対象路線の1つとして今年度予算を計上しました。といいますのは、本市の交通渋滞の大きな要素として川による渋滞。それともう1つは、南毛利の方へ行きますと小田急線が全部平面交差。そこがボトルネックということで、都市計画道路船子飯山線、それを129 の方向、厚木インターまで近いわけですが、そういう方向へ図って、交通渋滞解消を図っていきたい。それはおおむね3年ぐらいをめどに、そういう形をやっていくという方向で現在考えております。具体的な路線としては、今そこが上がってございます。 153 ◯山上助役  道路緊急整備事業ですか、私が委員長という格好で、昨年の秋ごろ組織いたしまして、主として道路部になりますが、それに加えて都市部、それから一部市政企画部、それぞれの分野から内部職員を構成して、全庁挙げて取り組むという姿勢で組織をさせておりました。この目指すところは、今各路線それぞれ、幹線道路を中心に、あるいは局部的には交差点改良、こういったいろんな事業を組み合わせながら、全体の交通渋滞の解消というところに向けているわけでございますが、全体がそれぞれの路線で年々公共投資をして、その事業効果はそれなりに当然上がっているわけでございますが、そういう中で特に全体を眺めてみて、こういう路線を特出しをして、かなり短期間、いわゆる一般的な道路事業計画としては短期間に集中投資をして、仮に部分的な改良、完成が見られれば、相当の効果があるであろう。こういった路線を抽出しながら、そういう中から、とりあえず先ほど幹線市道課長が申し上げました路線をターゲットにいたしまして、先ほど言った横断的な、例えば都市部においては、都市計画の分野からその路線を十分に検討してもらう。例えば国県道においては、その路線の中で、例えば道路公団あるいは国との関係で相当の協議を要する場面を受け持ってもらう。道路部においては、当然骨格をなす部署ですから、用地問題についてはどういうルートを図ったら一番効果的か。そういったことで、とりあえずその路線に目を向けまして今調査に入っていますが、その調査が整い次第、各管理者──管理者といいますのは道路公団であり、国道の関係機関、場合によってはさらにいろんな関係機関が出てくると思いますが、そういった多方面に同時進行的に協議を進めながら、さらには地域にも入り込んで、いわゆる従来、非常に手間がかかってきた関係機関協議、そういったものを短時間で処理して早期の事業化に着手したい。こんな思想で今取り組みを始めたというところでございます。 154 ◯奈良委員  わかりました。そういう横断的な組織をつくるために、言ってみれば山上助役がまとめ役になって調整をして、急がれるものについては早目に進めていこうというような話なわけだね。なるほどね。というか、施政方針の中で、特定路線につきまして、短期間で有効性の高い道路整備が図られるように努めてまいりますなんていうふうに書いてあるものだから、幾つか特定路線というものが言えるでしょうというふうに言おうと思ったわけです。要するに、まだ今の段階ではさっき言った意見が対象で、とにかくそこをまずやっちゃって、あとは調査をして、何がそれに当たるかを探していくという話なわけ。 155 ◯山上助役  先ほどの答弁と重なりますが、緊急に物をやるということですから、当然予算というスタミナも念頭に置かないと、あれこれあれこれということになりますと非常に財源的にも難しいということから、とりあえずは、先ほど申しました都市計画道路船子飯山線、そういう街路がありますが、その延伸計画について今検討に入っているという状況でございます。長期的に見れば、そういった路線を処理しながら、スタミナを考えながら、次の路線、あるいはその次の路線、そういったことで順次集中投資をしながら進めてみたい、こういう考え方です。 156 ◯奈良委員  いや、聞こうと思えば、その中で都市部の役割や、あるいは市政企画部が入ることの意味だとか、幾つか聞きたい気はするけれども、いいですよ。そういう位置づけだということはわかりました。  続いてもう1件あるんだけれども、これは後で聞いてもいいのかもしれないんだけれども、ぼうさいの丘公園とつながる道路の話なんだけれども、やっぱり予算で言うと1億7900万円というふうについているんだが、これは進め方としてどうですか。道路部の方として、今年度の予算にのっている範囲の説明でいいんだけれども。 157 ◯幹線市道課長  防災公園の連絡道路の関係でございますが、事業対象延長として1200メートルほどございます。それで主に船子温水線からぼうさいの丘、約850 メートルを今中心に進めております。そのうち約250 メートルが11年度末でできております。11年度でも農大用地の取得ができれば整備したいというふうに考えてございましたけれども、大分時間がかかりまして、ここて契約できるような形になりましたので、来年度以降、ここの分も含めて工事に努力して、開園はもう来年でございますが、それには間に合いませんが、できる限り早めたいというふうに考えてございます。 158 ◯奈良委員  公園自体の話は後になっちゃうからあれなんですが、以前からアクセスの件は課題になっていたところなんで、それが早く進むということになればそれはそれでいいんですが、あと1点。これはなかなか難しいかもしれないんですけれども、この建設関係の委員会では、よく今年度の予算が執行されると今度は都市計画道路の達成率は何%だというふうに、パーセント提示で示せというのが昔やられていたことがあるんだけれども、一定、大分整備が進んできたという側面も見てはいるんですが、数字上でいろいろあらわしてもらうと確かにわかりやすいというふうに思うので、ひとつ、その都計道の達成度であるとか、あるいは渋滞解消ということについていうと、例えば交通量の分散化が図れただとか、数値で何%交通量が減ったとか、そういうものを指し示す資料なんていうものはつくったりしているのかどうか、この辺についてはどうですか。 159 ◯幹線市道課長  整備状況とその成果でございますが、整備状況につきましては、本年度を終わりますと45.55 %、12年度を終わりますと45.6%、非常に少ない率。延長にすると約200 メートルぐらいの延長になる。ただ、どれだけ交通量が減ったかという検証はまだしてございません。予測の交通量は、都市計画道路の再検討調査ですか、そういうもので出されています。ただ、整備した中でこういうことが図られるだろうと感覚的に言わせてもらえるのであれば、愛甲原小稲葉線というのは来年で140 メートルの延長なんですが、これは伊勢原市と協調してやっている。あれができますと、愛甲宮前、コープ野村の前でございます。大変渋滞をしておるんですが、この交通分散が大変図れるのではないかというふうに感じております。ただ、数字的には今後調査してみないとわかりませんが、そういうことでございます。 160 ◯奈良委員  というのは、要するに、例えば具体的に交通量がどうなるのか数字で示してくれなんて市民に言われたときに、そういうのを持ち合わせておりませんという話は、やっぱりこれからの時代はなかなか難しい面があろうかと思うので、それはできれば具体的に、交通量調査なりという調査の部分にウエートを置けるように、そういう予算要求もしてほしいと思うわけよ。用地にたくさん金がかかるという本年度の状況はわからぬでもないんだけれども、やっぱり道路をめぐっての問題がスムーズに解決できるような、そういう配慮をする要望を担当で練り上げてほしいな、そんな気がします。 161 ◯幹線市道課長  予測の話になろうかと思います。交差点改良等はできる限り予測はしているつもりで、先ほどは結果としての成果としては調査していないということでご答弁申し上げました。できる限りそういうことは計画者としてやっていきたいなというふうに考えています。 162 ◯柴田副委員長  157 ページですけれども、道路施設維持管理事務ということなんですが、バスセンターの維持管理だとか、愛甲石田駅北口広場の維持管理とか、本厚木駅南北広場の維持管理、これはこの中に予算として入っているんでしょうか。 163 ◯道路維持課長  今ご質問のありました点につきましては、すべて入ってございます。 164 ◯柴田副委員長  厚木バスセンターは、ちなみに幾ら経費がかかっているんでしょうか。あとは愛甲石田、それから本厚木南北ということで、この3カ所は予算としてどのぐらいつけられているのか。 165 ◯道路維持課長  バスセンターでございますけれども、清掃等につきましては地下道バスセンター及びサンデッキの清掃業務委託ということで1300万円、今回お願いしているわけですが、バスセンターだけは、ちょっと大変申しわけないんですが、その3カ所での計上をさせていただいているという状況でございます。それと愛甲石田駅前広場の清掃業務委託につきましては、600 万円を計上させていただいております。本厚木駅の周辺につきましては、環境部の方で清掃等の委託を計上いたしております。 166 ◯柴田副委員長  これは71ページのバスセンターの維持管理運営費の受入金が82万4000円ということで、かかっている費用が1300万円。これはバスセンターの場合は、電灯とか照明とか、そういう器具類も入っているんでしょうか。 167 ◯道路維持課長  バスセンターにつきましては、電気料、清掃委託につきまして、バスの乗り入れ会社であります神奈川中央交通と管理業務の費用負担の額の協定を締結しているところでございますけれども、電気料等につきましては、管理対象面積が7700平方メートルございまして、それに対しましてバスの乗り入れ面積が5200平米、これで率といたしましては67%というようなことで、それの額を電気料としては計上しているところでございます。また清掃委託につきましても、管理対象面積約5200平米に対しまして、乗り入れにかかる面積約1400平米、これらを経費にかけまして、これに基づきまして神奈川中央交通の方と協議いたしまして、今回計上させていただいております82万4000円という額を平成10年4月に協定したものでございます。 168 ◯柴田副委員長  それで受入金82万4000円ということで間違いないということですね。 169 ◯道路維持課長  そのとおりでございます。 170 ◯柴田副委員長  あと、157 ページの市道計画幅員策定調査、これは昨年度も入っていましたけれども、ことしの内容とどういうふうに違うのか。昨年は1200万円、ことしは900 万円ということで、その内容が違ってくるのかどうか。 171 ◯道路総務課長  昨年の業務委託と今年予定している業務委託がございます。昨年につきましては計画を準備して、現況の道路のデータの作成、地区別道路状況の解説とか今後の課題点の整理という形で今年度委託をしております。また、来年度の予定としては、道路機能の整備とか幹線ネットワーク計画幅員の立案、当面の道路認定と計画幅員の立案、道路管理に対する課題検討を委託していく予定でございます。 172 ◯柴田副委員長  この道路計画の関係でこれからのまちづくりという観点になるんだろうと思うんですけれども、先ほど来、市道の認定なんかの場合でも、今度はこの策定の関係で、これに基づいた中身でまちづくりというか道路計画というか、そういうのを一緒に考えているということですか。 173 ◯道路総務課長  先ほどの認定の案件でもございましたけれども、開発指導要綱等がございます。それにつきましては開発指導要綱等を遵守しながら進めておるところでございますけれども、現在ある道路の幅員の計画、これからどうあるべきかということを、ここで幅員策定事業という形で予算計上したものでございまして、開発の方とは関係ございません。 174 ◯柴田副委員長  将来のまちづくりというか、交通渋滞解消だとか、あと地域での改良だとか、そういう点の問題点を洗い出して、それをさらに方針をつくっておいて、それで行政として道路行政を進めていくという観点からすれば、この関係は開発とはまた別なんだということじゃなく、ある程度そういう開発なんかの人たちも入れた中身じゃないとちょっとまずいんじゃないかなと思うんですが、どうでしょうか。 175 ◯道路総務課長  開発につきましては開発指導要綱等がございますので、それを遵守して指導しているところでございます。また、幅員策定につきましては、既存道路、これが開発にどのようにしていくかという全体的な道路機能、それから交通渋滞、先ほど助役の方からもご説明ございましたけれども、そういうもろもろを交えた中で全体的な位置づけをしていくという形で、幅員策定を予算計上していくものでございます。 176 ◯柴田副委員長  あと道路維持費、159 ページなんですが、この中で私道整備助成金というのがありますけれども、これはどういう私道の内容。例えば補助が90%だとか、工事費だとか、そういう内容をちょっと説明をお願いしたいと思います。 177 ◯道路維持課長  私道の整備助成金についてでありますが、私道の助成につきましては、平成4年に定めました私道整備助成金交付要綱によりまして、一定の要件──これは不特定多数の利用者の用に供している私道で、公道から公道につながっている。また、行きどまり道路である場合は、私道に隣接して5戸以上の家屋があること。4メートル以上の幅員が確保されたり、公図上分筆されるとともに、現況も私道と宅地等との境界が明確になっていること。また、私道にかかる所有権並びに所有権以外の権利を有する方全員の承諾があることなどを条件にしまして、私道の整備に要する費用の90%を助成するものであります。 178 ◯柴田副委員長  これは90%ということで私も聞いているんですが、この関係では、今の隣接している戸数が5戸以上というふうになってくれば、市道ではないんだけれども、そのところを舗装する場合、90%ではなく100 %でやってほしいというような要請というか、そういう要求があるんですが、それはどうなんでしょうか。あと10%を市でやってくれるというような考えはないでしょうか。 179 ◯道路維持課長  ただいまのお話でありますけれども、私道につきましてはあくまで私権のついている土地でありまして、将来的には市が買収するようなときが来るかもしれませんが、現在では公道を整備する場合とは多少違うのではないかと。ただ、ちょっと申し上げにくいんですけれども、厚木市が発注する場合でありましても、現在、私道につきましては、助成を90%お出しする場合は、申請者の方が業者さんから見積もりをもらってこられた額と、それと私どもで通常設計しております設計方法で比較いたしまして、低い方の額の90%を助成させてもらっているわけです。例えば市の設計額で90%を助成するような場合と比較いたしますと、市が発注する場合につきましては当然設計額で発注するわけではございませんで、一般的な競争入札ということで、設計額よりも低い額で業者とは契約するようなことが多いわけでございまして、このようなことからも市民の皆様にはご説明できる90%の数字だと思っております。 180 ◯柴田副委員長  そういう点では、今のお話でもあったように、それはある程度運用で進めることができるというかね。前は、材料費だけ100 %やるけれども、工事はあなたたちでやりなさいよというふうなことがあって、最近では90%まで援助するというふうなことですので、またさらに努力をしていただきたいというふうに思います。 181 ◯松田委員  159 ページの道路新設改良事業費にかかわることで、生活道路整備事業費。先ほども開発と道路と例えば結論が相反するというか、矛盾するような部分があるじゃないですか。それと同じように、この生活道路整備で現実に起きていることなんですけれども、ここにはいませんが、公園の方の関係で街路整備がありますね。街路樹があって茂っている。そこを下だけ、道路構造令によるということで規則にのっとってきちっと隅切りをされる。それは道路は道路でいいんだけれども、隅切りをしたところに街路樹が植わっていて、隅切り部分にばっと枝が出ている。隅切りした意味がないだろうという矛盾点が現実にあるんですね。クレームも私のところに来ているんです。こういった場合は、どこかで調整しなきゃならないと思うんですね。じゃ、隅切りが済んだから、あれを移設しましょうとか切りましょうとか、そういうお話ができればいいんだけれども、どうも行政の同じハード部門でありながら連絡調整がうまくいっていないという部分で、そういう矛盾が現実に出ちゃっているんですね。だから、今後そういった生活道路をきちんと整備していきましょうという道路部の観点は道路部の観点でいいんだけれども、道路部だってその現場は見ているんだから、何とかしなきゃいけないんじゃないかと思うんですが、その場合には、担当課といってもあれですから、調整をする意味合いでは次長か部長。 182 ◯道路部次長  確かに今お話しのようなところがありまして、私どももそういうところはできるだけ横の調整をとりながらやっているところがございますけれども、現に実は一部やっておりまして、それも最近、都市部の方とも調整をいたしまして、お願いしているところがございます。しかし、今おっしゃられたことのないように、横の調整を十分とりまして、今後も道路行政と都市部と一体となった形で進めてまいりたい、このように考えております。よろしくお願いします。 183 ◯松田委員  ぜひお願いしたいんですね。計画の段階で現地を調査しているわけだし、ほかに障害物があるかないかということはわかるわけですから、ぜひそういう調整もしていただきたいと思います。  それともう1点、先ほど齋藤委員からバリアの関係でお話があったとおり、僕は、なぜこの地域を選んだのというさっきのお答えで、一番バリアに関するものでポイントになっているのは、やっぱり本厚木駅周辺じゃないかなというふうに思うんですね。今回予算化されていませんけれども、明らかにまずいなと思われることもあるんですが、これは指導で直る部分もあるんですね。現実問題、バリアというのは歩道の高さとかだけじゃなくて、歩道の占用なんかもあるんですね。特に駅周辺、商店街の方が聞いたら逆に言われるのかもしれないけれども、歩道は歩道で道路なんでしょう。そこに店の、いわゆる先ほど看板とおっしゃっていたけれども、昔は販売機がはみ出していたりなんかして、同時にワゴンが。イベント等でワゴンセールをやりますなんていう一時的なものならいいんですけれども、店をあけた途端にばっと歩道の前まではみ出して、占拠して売っている。これについては、そんな言い方をしちゃいけないのかな、逆にどうも大手のチェーン店なんかは一切やらないんです。何とかキヨシとかいうのは一切そういうことをしないですね。そのかわり、厚木市に昔からある個店の方がぼんとやっちゃう。実は私、これはまずいんじゃないのと言ったことがあるんですよ。1日、2日はやめるんです。3日もたつとまた出す。こういうのは、私も毎回毎回言うのも何だなと思って、あそこには障害者が歩くいわゆるポイントになるようなものとかがあるんだけれども、そこまで進出されると、つえを持っている人なんか引っかかっちゃうわけですよね。だから、ああいうものも含めて、駅前とかああいったところ、これは単純に道路構造を直す必要がないことなんです。でも障害物なんですね。この辺はどこが管理して、どこが言っていくのかといったら、やっぱり道路管理はこちらが担当だと思うんですね。ですから、そういう意味で、こういったことは別に予算を取ってどうのこうの、調査をしなきゃならないほどのものじゃないかもしれないので、これについていかがでしょうか。 184 ◯道路部次長  先ほどもちょっと説明が足りなかったかと思います。厚木市内の中心市街地、駅前を中心とした190 ヘクタールにつきましては、10年度におきまして都市整備部で実施しております。これらの中心市街地は、公共施設、公益施設、あるいは病院であるとか、そういったものが一番多くありまして、バリアフリーにすることが一番必要な部分ではないかというふうに考えておりますので、こういった形を既にやっておりますので、これは段階的に進めてまいりたいというふうに思っております。現に11年度には一部実施をしておりまして、さらには道路維持課でもこういったものも重点的にやっておりますので、この辺は今後も引き続き実施をしていきたい。  それからもう1つは、確かに看板もそうですし、店の前に置いて非常に支障を来しているのが現に見受けられます。私の方も道路管理者といたしましてパトロールを実施をしている状況でございますが、厚木のまちの中には、やはり市道だけじゃなくて県道、国道もございますので、こういった行政と一体になりまして、年に定期的な形では実施はしているわけですが、先ほどもおっしゃられるように、なかなか現実としては時間がたつとまた出てしまうという形が実態としてありますので、今後も定期的には進めてまいりたいというふうに思います。 185 ◯松田委員  余り大ざっぱな話じゃなくて今度はのっている、鮎津橋の高欄改良事業というのがありますよね。生活道路かな。これは何年か前にかけかえて、かけかえたばかりのときに車道部分が非常に狭いという話があったんですよね。その当時、じゃ、もうちょっと広げたらという話をしたら、一応つくったばかりだと、それをとったり、やりかえたりするというのは何年かたたないとやっちゃいけないという部分があるんじゃないですか。そういうのがあるのでという話だったんですけれども、今回はどういう改良をされるんですか。 186 ◯生活道路課長  今回の12年度予算にのせております鮎津橋につきましては、現在の高欄部分を少しでも広くして、バックミラー等が引っかからないような形で今検討している段階でございます。一応今年度の11年度におきまして委託関係ができ上がりますので、平成12年度におきまして管理しております県の相模川総合整備事務所と協議して、今の現況の中で、占用物件の占用面積をいじらない中で、検討した中でいけば大丈夫ではなかろうかと県の方でも言っていますので、その中で特に高欄部分を改修して、少しでも広く見せる。高欄部分を曲柱とか、そういうふうな形でいろいろ検討していけば、バックミラーがかからないので端まで車が寄れるんじゃないかということで、相互交通ができるんじゃなかろうかということで、今回予算計上させていただいております。 187 ◯松田委員  ぜひやってほしいのであって、そのことについて反対をしているんじゃないんですね。ただ、11年前ぐらいにやったときに、即そのときにわかっていたことじゃないですか。現実に私はミラーをこすっていますから。それで恨みがあるというわけじゃないんだけれども、そのときでさえも、先ほど申し上げたけれども、1つの公共事業をやると、いわゆる減価償却が済んでいないとかそういう理由で、明らかにミスをしたということを認めることになるから即やりかえるなんていうことはしたくないという心境もわからないではないけれども、現実問題は市民が迷惑しているんだから、何でこんなに時間がかかっちゃったのと。じゃ、減価償却というのは何年でできるんですか。 188 ◯生活道路課長  鮎津橋につきまして、昭和42年に橋がかかりまして、その後、約五、六年前に中津川の左岸の上流側部分を隅切りで少しでもカーブを曲がりやすくするようにして、通行には支障ないようにしまして、そのときに橋の幅が4メートルいっぱいですので歩道整備ということで、別に下流側にも歩道整備をして歩行者の安全を図った中で、その橋の高欄部分を直すつもりで県とも協議した結果、橋脚のスパンが現在19橋ございますので、県としてはそれが河川の構造物の構造令に合いませんので、橋梁をかけかえてほしいということで、そういう条件がついた中で、当時そこまではできなかったのが実情でございます。 189 ◯松田委員  だからやってもらいたいということと、特にこの間、あそこは金田の焼却場がそばですから、ごみの収集車がしょっちゅう通って、それこそすれ違いできないんじゃないかなと思うようなつらい思いをしていたので、ぜひやってもらいたいということなんですけれども、ただ、もっと早くできなかったのかということがちょっと疑問に思うというか、県とのそういうこともあるんでしょうけれども。  やはりさっき聞いた答えがないんですけれども、例えば歩道橋を、子供もいなくなって通学路で使うこともなくなったので邪魔だからとりたいと言ったら、そのときも歩道橋の減価償却がということを言われたんですよね。それと同じように今回も、一たんつくっちゃったら、1年や2年で改修しちゃったら減価償却ができていないということになるのかなというふうに思ったんですけれども、やっぱりそういう部分というのはあるんでしょう。だから減価償却というのは大体どのくらい見ていられて、その間はやっぱり手をつけちゃいけないものなんですか。課長、難しいですか。 190 ◯道路部次長  確かにおっしゃることはわかるんですが、基本的には道路をつくる場合は、ある程度の一定の期間を見込んだ形で、交通量はどうなるかという形の中でつくっているわけですけれども、しかし、昨今の中では相当交通量がふえて、非常に以前のものが狭くなって、拡幅が必要になる。そういう橋梁が多々ございます。そういった中では、減価償却というものは、やっぱり私どもとしては考えていかなきゃならぬ部分はあるかと思いますけれども、実情に合った形で努力をしていくという面も十分考慮した中で取り組んでいかなきゃならぬというふうに考えておりますので、今後、総合的に考えながら取り組んでまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。 191 ◯松田委員  お聞きしたことの答えは相変わらずないんですけれども。要するに、減価償却は何年だというのは全然答えがないんですよ。決まっていないんですか。 192 ◯道路部次長  橋につきましては、一般的に言われているのは50年から60年というのが耐用年数と言われている形です。
    193 ◯松田委員  耐用年数じゃない、減価償却。耐用年数なんか聞いていない。後ほどわかったら教えてくださいということにしておきましょう。ぜひそういう臨機応変な対応を来年度予算では望みます。 194 ◯関戸委員長  ここで午後1時まで休憩いたします。                 午前11時57分 休憩                ───────────                 午後1時00分 開議 195 ◯関戸委員長  再開いたします。  道路部、国県道担当でございますか。 196 ◯萩原委員  道路全般に対しての質問なんですけれども、既設の道路があって、新設の道路がついて、交差点の状況とかそういう形になったときに、隅をもうちょっと削れば、ガードレールを削れば、蛇行しなくても普通に交差点を通過できるようなところというのは市内に数多くあると思うんですが、そういうのは改良ということで予算の中には含まれているんでしょうか。 197 ◯幹線市道課長  交差点の改良ということでございますが、予算の中では、交通渋滞の対策として交差点等改良事業で計上してございます。そのほかに新設とか改良する場合は当然交差点がついてまいりますので、それについては確かに狭いとか広いとかいろいろございます。交差点については、一応警察と協議した中で進めているところです。ですから、広くした方がいいなということもあるんでしょうが、警察、公安の方からいいますと、交差点はコンパクトにしなさいというのが原則的にあります。それは実情に応じて私の方も警察と協議して、皆さんが不便を感じないような道路づくりをしていきたいというふうに考えております。具体的にはどこかよくわかりませんが、そういう配慮をしながら事業を進めているところでございます。 198 ◯萩原委員  それ以外にも、交差点でガードレールがもちろんあると思うんですけれども、そのガードレールがあるためにウインカーが見えない。左折するときに、左折して入る側の道路から左折車のウインカーが見えないような状況とかが各所に結構あると思うんですけれども、ああいうガードレールの規定というか、そういうガードレールをワイヤー式に変えるとかパイプ式に変えるとか、そういうお考えはありますでしょうか。 199 ◯幹線市道課長  交差点のところのガードレール、通常ガードレールと言っていますけれども、ガードレールにはパイプもあればレールもあるし、ワイヤーも確かにございます。ワイヤーは交差点の中では直線になりますので、ちょっと使えません。見通しとしてはワイヤーの方がいい。その次にパイプでございますけれども、やっぱり若干まだ強度的なものがあります。ただ、見通しの点については、そういう箇所は視距がとれるように、そういう工夫はしていきたいというふうに考えております。 200 ◯道路維持課長  道路維持課におきましては、ガードレールが支障であるような場合には、道路維持補修事業費によりまして、ご要望をできるものでありますればできるようにいたしております。現実には、相模川右岸堤防の246 の上流部分でありますけれども、以前、田んぼの方から堤防道路へ入ってきて交通事故が多かったようなところで、それはガードレールを撤去してガードパイプに変えまして、視距のよいような形をとった例もございます。 201 ◯萩原委員  市内を車で走っていまして、そういうところで改善されていないところがかなりあると思いますので、そこら辺を十分推移の上、検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。 202 ◯加納委員  該当する課がどこかちょっとわからないんですが、私が知っているところでは、バス道路の中央公園あたりから市役所入り口あたりの歩道なんですけれども、れんがづくりになっているんですが、そのれんがが結構はがれやすくて、はがれていたり、かけていたりして、歩いていてももちろん危ないんですが、実際、自転車で走ってれんがの破片がはねて、ひやっとする思いをしたということを聞いたんですが、歩道の路面を例えばれんがにするとかアスファルトにするとか、そういうのはどういうふうにして決めていらっしゃるんでしょうか。 203 ◯幹線市道課長  歩道の路面につきましては、透水性を維持しなきゃいけないとか、また美観上の問題、また工事費等いろいろ配慮しまして、場所、場所によって確かにアスファルトになったり、コンクリを使ったり、タイルになったりいたしますけれども、そういうものを総合的に判断した中で、設計段階で決めさせていただいております。 204 ◯加納委員  れんがでもいろいろ種類があるみたいで、そこは本当に危なくて、いつも自転車なんかで行くとガタゴトガタゴト音がして、余り歩道の材質に合わないんじゃないかと思うんです。例えばバリアフリーと先ほど出ましたけれども、バリアフリーという面から考えても、単に段差をなくすというだけではなくて、やはり表面がでこぼこして、常にれんがが不安定な状態で、かけたり、自転車なんかではねるおそれがあるというのは、バリアフリーの観点からもちょっと危険度が高いんじゃないかと思うんですが、そういうふうなれんがは今後検討する上でなくす方向とか、そういう透水性とかだけじゃなくて、バリアフリーの面からもそういう検討はしていけるんでしょうか。 205 ◯幹線市道課長  当然バリアフリーは市としても進めていることでございますので、車道との段差だけじゃなくて、歩道そのものの段差も当然解消していかなきゃいけないというふうに考えています。 206 ◯加納委員  そこのところだけじゃないと思うんですけれども、ぜひそういう外れやすいれんがというものに関しては検討していただければと思いますので、よろしくお願いします。 207 ◯奈良委員  先ほど、交通渋滞の解消の推進を市長の三大施策の1つということで、渋滞解消問題について言いましたけれども、特にその中でも私たちがいつも言っているのが、例のいわゆる国県道の関係なんですが、とりあえず157 ページに載っている国県道整備、いつもこれは額がこんな程度、217 万5000円ということですが、先ほど対前年比でいっても92%、こんなものだということなんですが、特に平たい聞き方をすると、さがみ縦貫道、厚木秦野道路、第二東名自動車道ということでは、今年度と来年度ではちょっと状況が大分変わってくるというか、進みますよね。それでありながら、いわゆる国県道対策としてこの程度の予算ということは一体どんなものか、その辺は内部で何か話になったりはしていないんですか。 208 ◯高規格道路担当課長  今の奈良委員さんのお話なんですけれども、あくまで高規格道路担当といたしましては、要するに、住民の意向の把握だとか事業者との事務調整が主な仕事でございます。予算の中は、ほとんど消耗品だとか需用費関係、あと旅費、あと協議会の負担金等で、現計の枠の予算の中で精いっぱい今後努力していきたいと思っております。 209 ◯奈良委員  だから、ここにのっている予算の額ではその程度のものなんだけれども、担わされている仕事の分という意味ではすごく大きいわけですよね。かつ、かなり責任もあるところなわけですよ。私の立場からすれば、いろいろ本会議でも言いましたけれども、高規格道路の持つ意味合いについては皆さんと意見を異にしますから、その政策論争はここではする意味がありませんし、ラインの皆さんに対して何も言うことはありませんので、それはいいですが、だから1つだけ気になるのは、縦貫については本会議で言った疑問点が残るので、それはまた別の機会にやりますが、1つは第二東名についての位置づけであるとか、あるいは第二東名については地元に入っていくという入り方の問題と、あとは厚木秦野道路については初めて動き始めるわけで、この辺については地元についてはどういうふうな考えを持っているのか、この辺の基本的な姿勢についてはどうなのか。 210 ◯高規格道路担当課長  ただいまの質問の中で第二東名につきましては、委員さんもよくご存じだと思いますけれども、過去のいろいろな経過がございまして、なかなか今地元に入れる状況ではございません。今そのために精いっぱい地元とのコンタクトをとりながら、何とか早い時期に事業者説明会が開かれるように、今努力している状況でございます。  次に厚秦道路につきましては、昨年12月に整備区間に格上げになりまして、国の新年度予算の中でも測量調査等ができるような予算措置が内定しております。いずれにしても、国の予算がここで可決されて、12年度以降になりますと具体的な動き出しが始まると思います。今後、事業者とよく調整をとりながら、どういう形で地元に入った方が一番ベターなのか、その辺もよく詰めて対応していきたいと思っております。 211 ◯奈良委員  いや、部長ともさんざん話をしたからあれなんですけれども、やっぱり今、時代が少しずつ変わっていると僕は思っていて、それこそ徳島の例や三重の例ということを見ても、いわゆる地方が行政をするときに、地方の住民の意思というのを非常に尊重する。時代はやっぱり変わってきているような気がするんだね、国策に対しても。そういったことからいっても、今までの厚木の行政の中で、やっぱり特に厚木の市内は高規格関係が多いですし、そういったことに対して、一体おまえはどっちの立場なんだというようなことが感じられることもありましたから、その辺はその程度にとどめておきますけれども、心配しています。  続いて、渋滞解消ということで、もう1つ、相模大橋の交通量なんですけれども、相模大橋とあゆみ橋の交通量について、最新のデータがあればお示しをいただきたいんですが。 212 ◯幹線市道課長  相模大橋とあゆみ橋の交通量は、ちょっと資料を持ってきてございませんので、まことに申しわけございませんが、後でご報告させてください。 213 ◯奈良委員  わかりました。多分あるはずなんですよ。前に聞いたことがあって、そのときの数字なのか、また新たな調査があるかあれなんですけれども、総量からいうと、相模大橋単独と、あゆみ橋ができたことによって分散化は確かに図れたんだよね、大橋自体の交通量は確かに減っていたはずだから。総量的にいうと減ってはいないわけだ。それをちょっと数字で確認したかったからあれなんだけれども、本委員会中に探せたら答えてください。もし見えないようだったら別途また請求しますけれども。 214 ◯幹線市道課長  わかりました。提出させていただきます。 215 ◯奈良委員  よろしくお願いします。 216 ◯柴田副委員長  157 ページ、先ほども道路の交通障害物、バリアの点検事業ということで、これは結構歩道を歩いていると、電信柱や街路灯なんかが堂々と歩道のど真ん中にあるものがありますよね。そういうのは、この中の移転する項目というようなことで点検の対象になるんでしょうか。 217 ◯生活道路課長  その電柱等については一応点検に入ります。 218 ◯柴田副委員長  ぜひそういった点でバリアフリーというのは、箇所は一応特定されているみたいなんですけれども、全市的に歩道整備ということでやっていただきたいなと思います。  もう1つ、急傾斜地崩壊対策事業ということで、昨年度より予算的には半分削られていますけれども、これはどういったような内容なんでしょうか。 219 ◯生活道路課長  急傾斜地の事業費が落ちていることにつきましては、一応県の施行で急傾斜地の対策事業を行っておりますので、県の方の事業が縮小されたために、今年度厚木市が負担する負担金が減った額でございます。 220 ◯柴田副委員長  そうすると、この急傾斜地の具体的な中身というのは厚木市で独自で行うということではなく、県が予算をおろして、それを指定してくる。実際に危ない地域というのは、市の道路の方では何カ所ぐらいというところもつかんでいないのかね、県がやるんだからということでの予算措置だということになると。もし市がつかんでいれば、何カ所ぐらいか教えていただきたいと思います。 221 ◯生活道路課長  急傾斜地の指定されている箇所につきましては、一応厚木市では10カ所指定されております。平成11年度末までにそのうち8カ所が完成します。一応12年度につきましては、ほかの2カ所と、今後整備しなきゃならない箇所についてはまだ県とも打ち合わせしておりませんけれども、そういう箇所もございます。 222 ◯柴田副委員長  そういう点で、ことしの予算で大体10カ所が終わる見通しだということなんですけれども、まだ私なんかが見ている範囲だとあるような関係なんで、ぜひ積極的にこうした危険な地域の解消のために努力していただきたいというふうに思います。  あと、先ほどの市道計画の幅員の策定調査の問題なんですけれども、これはほとんど委託でやるのか、それとも市の職員が実際にそのところの問題点を洗い出すのか、その辺をお願いします。 223 ◯道路総務課長  基本的に委託で実施しております。あわせて市の職員等とも協議をしながら進めて、委託の成果として上がってくるというふうでございます。 224 ◯柴田副委員長  900 万円の予算がついておりますけれども、例えば市の職員が具体的にどのぐらいの割合でこの策定調査に参加するのか、それから委託が何割ぐらいになるのか。 225 ◯道路総務課長  委託が100 %でございます。市の職員は、その委託の成果について協議をし、アドバイスを与え、考え方をお互いにまとめていくということでございます。 226 ◯柴田副委員長  委託という事業との関係で、本当に市の職員との協議の内容が市民の求めているようなまちづくりというか、道路の問題ですから、これは当然地域によっては道路の交通渋滞解消などとも絡んでくるんだろうというふうに思うんですけれども、やはり前提として職員の皆さん方の理想像があって、その方向での策定の調査になるのか、それともまるで委託の人たちの内容になってくるのか、その辺で観点も違ってくるんだろうと思うんですが、厚木市をずっと見てきた職員の将来像というのは大体できているんでしょうか。 227 ◯道路総務課長  各課で交通問題については非常に関心を持っているところでございます。その問題について各課で調査したデータ、またそういうもろもろを全部集めた中で、総合的に判断をして専門家に英知をかりるという委託方法でございますので、その窓口を道路総務課が行い、各課の調整等、また各課に要請をし、お互いに話し合い、資料を提示してもらった中で判断をしていただくという委託方法でございます。 228 ◯柴田副委員長  この各課での調整なんですけれども、住民にとってやっぱり交通渋滞が解消できるんだというような、その基本的な内容は、ぜひ住民の側の立場で作成をしていただきたい。これは要望です。 229 ◯松田委員  1点だけなんですけれども、道路総務の関係で、この予算書を見ると今のお話のとおり委託が圧倒的に多いんですが、ほかのところではもう何年か前から始めているんですが、道路総務ではOA化というのはどういう考え方を持っているんですか。 230 ◯道路総務課長  修正ができ、また迅速に市民に対応ができる。あわせて委託の成果簿がそこに入り込んで保存ができる。非常にメリットがあると、私はそういうふうに判断をしております。 231 ◯松田委員  現時点でOA化率というのはどのくらいのパーセンテージなんですか。 232 ◯道路総務課長  パーセンテージと言われても非常に難しい問題でございます。道路台帳、占用物件、占用箇所等についてはすべて、どこに何が入っているというのはOAで入れております。 233 ◯松田委員  確かにおっしゃるとおりのメリットがあろうかと思いますので、そういった保存する書類等々も含めて非常にコンパクトになりますから、資料的にも非常にまとめやすいし、引っ張り出すのも簡単ということもありますので、できるだけ委託したそういったものはすべてOAで保存するような方法で、100 %を目指してやっていただきたいと思います。 234 ◯関戸委員長  ほかになければ、以上で道路部、国県道担当の所管科目についての質疑を終わります。  ここで説明員交代のため、少々お待ちください。  引き続き、都市部、公園担当、都市整備部の所管科目について質疑を行います。 235 ◯齋藤委員  165 ページ、土地区画整理推進事業費200 万円なんですけれども、この該当する区画整理組合はどこですか。 236 ◯都市整備部次長  前年度と同じく200 万円を計上させていただきましたが、今年度につきましては特に地区の指定はしておりません。前年度に引き続きまして、上依知地区、猿ヶ島の地区と、同じく上依知の地区がもう1カ所ございますけれども、そこが準備委員会ができておりますので、そこを一番の目標にしております。
    237 ◯齋藤委員  市長の施政方針の中に、区画整理事業において、現在施行中の組合に対して指導助言を行い、事業の早期完成を図る。それとともに促進区域及び保留区域の事業化を推進すると書いてあるんですけれども、現在ある施行中の組合に対してどのような指導助言をされるのか。 238 ◯都市整備部次長  現在、上荻野東部地区、林地区、ともに全体の事業はおおむね終わっておりまして、保留地の販売促進、これに対してまず組合の方で頑張っていただくということでございます。市からの補助などについては既にもう完了しておりますが、さらにそのほか市でできるようなお手伝いができればということで、今いろいろと研究しております。 239 ◯齋藤委員  今後始める上依知地区とか猿ヶ島地区のこともあると思うんですけれども、そのためには今やっております上荻野、そして林地区の区画整理が、もう次長はご存じだと思うんですが、上荻野に関しましては800 世帯ぐらい入る予定が現在三十幾つ。それとともに、役員の方々は自分たちの土地を担保に入れてまでお金を借りてやられている。この状況の中で、厚木市がこれからも何らかの形で関与していかなければ、あの地域は今のところ一向に進む気配がない。特に今おっしゃった販売に関しましては、市からその販売価格が妥当であるかどうかとか、これからまちづくりをやる上でどのようにやるのかという助言をぜひしていただきたいんですけれども、現在のところ上荻野は正直なところ売れ行きがよくないという状況の中で、とにかくこの上荻野地区が何らかの形でうまくいかなければ、これからの区画整理事業において支障を来すと思うんですが、どのような見解でしょうか。 240 ◯都市整備部次長  おっしゃられますとおり、昔の区画整理、今までの区画整理事業ですと、土地が整備されるとほとんど保留地は売れたということで、今回の2地区についても10年、20年前からそのような状況の中で進めてきたんですが、この経済状況下で非常に売れなくなっている。正直申し上げまして、今市の方で保留地販売につきましては、広報に載せるとかその程度のことしかできないんですけれども、そのほかにも、まだ整備が残っているようなところをなるべくお金をかけないでできるようにというようなことを今は主に考えております。保留地につきましては、今現在は組合さんと一緒に保留地処分をして間に立っていただける不動産屋さんとお話をしたりする程度で終わっております。 241 ◯加納委員  公園のところなんですけれども、今年度の予算の中で新たに新設の公園に係る予算というのはありますでしょうか。 242 ◯公園緑地課長  新設についてはございません。 243 ◯加納委員  新設はないということなんですが、全予算の中で管理事業費も4億円あるので、子供が遊ぶ土地というのはそんなに広くなくても、つまり日常安心して遊べる空間があればいいので、そういう意味でも積極的に土地の買い取りなどもやっていただければと思うんですけれども、それはなかなか難しい部分もあると思います。あと、先ほど午前中の道路の認可でも出たんですけれども、現実にはミニ開発なんかがいろいろあちらこちらで起こっていて、気がついたら雨後のタケノコみたいに家ばかりができて、実際には法には引っかからない3000平米以下なので公園をつくる必要はないというところで家ばかりができて、公園がないというのが現実だと思います。ましてマンションに至っては、戸数でいうと何十戸という戸数があるにもかかわらず、そして実際、マンションというのは今割と若い世代の方が買っていると思うんですけれども、子供の数がどっとその地域にふえるにもかかわらず、今の要綱とかそういう中では公園がなかなかできないようになっています。厚木らしさとか厚木のまちづくりを進める上でも、やはりこのような、法には触れてはいないけれども、今のような状況は、ほうっておくのはどうかなと思うんですが、公園緑地課の方としては、検討事項として方策というか、そういうのは何か考えがおありでしょうか。 244 ◯公園緑地課長  確かに今委員お尋ねの件でございますけれども、公園を整備するには大体3つぐらい手法があるのではないかというふうに思います。1つは、確かに今加納委員さんおっしゃいましたように、買い取りをして整備していく方法もあろうかと思います。また、今のご時世ですと、なかなか用地を確保してつくるというのは難しいので、地権者あるいは地元の自治会等もご協力いただいて、用地をお借りして整備する方法。あるいは今委員おっしゃいましたけれども、3000平米を超える開発規模でありましたら、4%の公園を提供していただくというような手法があろうかと思います。今マンション等でいろいろ小さなお子さんがいて、開発が厳しいというような地域にありましては、地域全体あるいは地域の自治会等と協議をさせていただきながら、公園をどうしても設置しなければいけない、あるいはした方がいいというようなところは、先ほど申し上げました購入してやるか、借りてやるかという方法はあるかもしれませんけれども、そういうことで対応していかなければならないというように考えております。特に今年度は、地元要望としては、自治会から新設で睦合南地区に1カ所、それから荻野地区で既存の公園を拡張するようにというような要望も自治会要望でいただいております。また、相川地区の方で、やはり自治会長さんを通じて公園の新設の要望も来ております。これらを十分踏まえまして、対応していきたいというふうに考えております。 245 ◯加納委員  実際、地域で公園をつくってもらいたいというときは、やはり自治会長というか自治会を通した方が有効なんでしょうか。  それともう1つ、午前中もちょっと出たんですけれども、今ある要綱などではやはり限度があるということで、開発指導課の方からまちづくり条例という言葉が出たんですが、公園緑地課の方としても、例えばまちづくり条例のようなものを公園緑地課として検討するというような考えはおありでしょうか。 246 ◯公園緑地課長  まちづくり条例とかは1つのご提案でございますけれども、条例をつくってその中でやっていくのか、あるいは先ほど申し上げましたように、市域全体を掌握する、地元の要望等を十分とらえながら、いろいろな諸条件をクリアいたしながら整備をしていくという方法もあります。当面は積極的に購入していくというのは難しいと思いますので、借地公園、コミュニティパークという要綱もありますが、それらを十分活用させていただいて、相続の問題とかいろいろ出てくるんですが、クリアしながら、公園の整備をさらに進めていきたいというふうに考えています。 247 ◯加納委員  もう1つ、地域の住民が地元につくってほしいというときは、いろいろ近隣のこととかもあるので、やはり自治会を通した方がよろしいでしょうか。 248 ◯公園緑地課長  公園ですとか、新設あるいは増設等多額な費用をかけるような場合、あるいは地域全体のための施策ということになりますと、自治会あるいは自治会長さんと十分協議をしていただいて要望していただくというのが最善ではないかと思います。ただ、細かなちょっとした修繕ですとか消毒ですとか、そういうものはスクランブル的に私の方は対応させていただいております。 249 ◯加納委員  163 ページ、中津川リージョン・パークのところなんですけれども、この計画は厚木独自ではなくて、いわゆる上位企画でもあるということなんですが、厚木市としては、この中津川リージョン・パークというのをどのようにとらえていらっしゃるか、確認の意味もあってここでお伺いしたいんですが。 250 ◯下水道建設課長  ただいまのご質問のとおりでございまして、中津川リージョン・パークにつきましては、昭和63年に建設省、県の方で河川環境空間管理計画というものを想定いたしました。その中で三川合流の中津川のところから愛川町の間においてもそれぞれの4つのゾーニングが行われました。そのゾーニングに基づいて、平成9年に厚木市としてそれに適応するような素案を作成して、今いろいろと下調査の段階で予算計上させていただいて、調査をしております。厚木市といたしましては、その基本計画に基づきまして、今後、自然で残すところ、ある程度人工的に利用するところ、それぞれ4つのゾーニングがありますけれども、それの適正配置を行っていきたいというふうに考えております。ただし、今お話ししましたように、昭和63年に建設省、県の方で環境調査を行って、そのゾーニングを行いました。ところが、相当の年月がたってございます。ですから、県の方もそのゾーニングの関係につきまして環境調査をもう1度再検討するというようなこともお聞きしておりますので、それを踏まえて、厚木市としてもなお素案について検討を加えていきたいというふうに思っています。 251 ◯加納委員  環境調査ということなんですけれども、先ほど奈良委員の中にも出たんですが、吉野川のこととか、三重もそうなんですが、やはり今は環境保護とか自然のこととかが無視できない、重要視しなければいけない時代になっているんですが、そうやって計画を進める中で、例えば地元の意見などはどのように吸い上げていく計画でしょうか。 252 ◯下水道建設課長  素案を平成9年に作成しました。そのときに一応素案につきましては、現地、河川で、皆さんのそれぞれのご意見、またグループのご意見をお聞きして、その素案の方に生かしたつもりでございます。ただし、先ほどもお話ししましたように、いろいろと時間的な経過もございます。社会情勢の変化もございますので、その中でこれからさらに、要するに県の方の調査の結果が変化するようであれば、その分も含めまして検討を加えるということです。それと、今の最終的な要望等のことでございますけれども、現時点では、素案でございますので、ある程度皆さんにお示しできるような素案になりましたら、それなりの手続を踏んで皆さんの方にご意見をいただくというふうなことになろうかと思います。 253 ◯加納委員  地元の人の意見を聞くというだけではなくて、その計画を進めたり調査する中で、実際に地元の人が調査の中に入っていく、参加するような、住民みずからも主体となって市と一緒に調査なりを進める、検討する、そういう仕組みというのはあるんでしょうか。仕組みというか組織というか。 254 ◯下水道建設課長  ただいまのご質問の件につきましては、今までの状況の中では、先ほどのご意見を聞くというようなことの段階でおしまいになっています。先ほどもお話ししていますように、県の方の環境調査結果によってさらに詳細ないろんな調査も必要であるということで、ボランティア等の参加をいただくような事柄があれば、それはこれからの部分の検討要因として考えていきたいと思います。 255 ◯加納委員  実際に去年の段階で、地元の人たちとの話し合い、回数とかは、どの程度具体的な意見の交換というのはやっているんでしょうか。 256 ◯下水道建設課長  平成9年に委託ができ上がりまして、10年から河川の現況平面図の作成を行って、11年度に終了いたしました。12年度、新年度予算につきましては、先ほどもお話ししましたように、4つのゾーニングをさらに検討を加えて、要するに、現時点でのマッチングに対する詳細な部分の再検討をするということで予算計上をさせていただいております。そんなことで、市民参加というような形の──ご意見につきましては、自治会長対話とか個々のご意見をいろいろ聞いております。それを生かすような形で、一度に全部できませんので、段階的にそれをやっていきたいというふうに考えております。 257 ◯加納委員  じゃ、この計画は、厚木市としては、必ずしも開発型の公園の進め方ではなくて、今ある自然を尊重して保護するような進め方でいくというふうにとらえてよろしいでしょうか。 258 ◯下水道建設課長  ご存じのように、厚木市も市政が始まりましていろいろと土地利用が変化してございます。その中で河川整備等も進んでまいりましたけれども、やはり今いろいろと言われていますビオトープの関係とか、そういう発生源である河川、水と親しむ部分の厚木市のよさ、そういうものを残した中で、最後に残された都市型の自然空間として生かせるようなゾーニングもされておりますので、利用施設のみならず、自然に親しめるような形に計画を持っていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。 259 ◯松田委員  今のリージョン・パーク計画についてお伺いしたかったんですけれども、加納委員とは全然視点が違いまして、もともと先ほどのお話のとおり、県と、それともっと言えば愛川町に計画があった。これはたしか私は一般質問で平成7年にやっているんですよ。愛川町と県に計画があるのに何で厚木は持っていないんだということを申し上げたと思うんですけれども、それで慌ててつくったんでしょうけれども、なぜ同じ名前にしなきゃいけないのかなと。県がそういう名前だったからということもあるんでしょうけれども、まだ仮称なんでしょう。それと、あの当時、愛川町の方が厚木市分まで計画に入れていたのね。当然愛川町の領域じゃないのに、市域が厚木市であるのに、愛川町の計画が厚木市を覆っているなんていうのは、僕からすればとんでもないことだと思ったので、やっぱりしっかりと厚木市としての計画があってしかるべきだろうということもあのとき申し上げました。4つのゾーンというものも進展があったということは認めますけれども、あの当時、いわゆる周辺環境の中で、払い下げていただいた青年の家の跡地も周辺環境の十分な要素ではあるわけですよね。ああいうものも配慮した中での計画になっているのかどうか。その辺をまず。 260 ◯下水道建設課長  ただいまご質問のとおりでございまして、周辺環境、点々と施設がございますので、そういう施設を生かした中での計画に、今現在はなっております。 261 ◯松田委員  繰り返しも余りあれだから最後にするんだけれども、4つのゾーニングのエリア、それから計画そのものの全体エリア、この図面か何かがあったらいただきたいんですけれども。 262 ◯下水道建設課長  図面がございますので、提出させていただきます。 263 ◯奈良委員  施政方針の中で、住みよいまちづくりの実現に向けということで、林、及川の住居表示整備というのがあるんですが、林と及川も広いんですけれども、住居表示は全域対象ですか。 264 ◯開発指導課長  及川の東部につきましては35ヘクタールですので、全体の約46%を予定しています。林につきましては全域でございます。 265 ◯奈良委員  それぞれ少しずつ住居表示は進んできているわけですけれども、とりあえずなければいいんですが、この当該地区に関して、多分今年度、夏以降に実施していくというふうな話なんでしょうけれども、実施に当たって何か懸案事項というか、その辺があるのかないのか。 266 ◯開発指導課長  及川につきましては、以前、小島議員さんの方からご質問を受けたんですけれども、平成2年に妻田西地区をやったときに7世帯が残ってしまったといいますか、街区方式ですので道路を境にやったということで、7世帯今残っております。ですから今回は、その7世帯につきましては、大字境もはっきりしていますので、区域には取り入れますけれども、その7世帯につきましては妻田の方に編入していきたいというふうに考えています。課題はそこだけです。 267 ◯奈良委員  ありがとうございました。実は住居表示は結構以前からいろんな議員が質問とかで取り上げているので、聞くたびに、ああ、なるほど、なるほどと思うことが多いんですが、一応まだやられていない地域についての計画とかもたしかあるように、前の議会答弁なんかで聞いた記憶があるんですが、とりあえず今年度の計画ということはわかりましたけれども、ちょっと参考程度に、今後、例えば温水の下の方とか恩名だとかという名前が上がっていたような気がするんだけれども、今どのあたりが数年のうちに対象になっているみたいな感じになっているのか、その辺があればお聞かせください。 268 ◯開発指導課長  基礎調査につきましては、もう当分ございません。16年に温水の北部を予定しています。それから17年には下荻野南部、18年に愛甲原住宅を予定しております。なお、実施につきましては、12年度は及川東部と林をやりますけれども、13年度は予定はございませんで、14年度の予定が三田の南部となっております。それから15年度に恩名の東部、16年度に恩名の西部、17年度に温水北部、18年度に下荻野南部、19年度に愛甲原住宅を予定しております。 269 ◯奈良委員  かなり細かく決まっているんですね。わかりました。何度も何度も立ったり座ったりで申しわけないんだけれども、とにかく住居表示がきちんとされるということは望ましいことだとは思うんですよ。もちろん実施時期が年末にかからないようにだとか、年度末にまたがらないようにだとか、その辺の配慮だとかも、あるいはその地域の中では町名の問題だとか境の問題とかで調整等も必要になるでしょう。何が言いたいがために聞いたかというと、これは何で開発指導で持っているわけ。市民部の方でやるんじゃないのという話もたしか昔あったはずなんだ。 270 ◯開発指導課長  確かに当初といいますか、住居表示が始まったときは市民課がやっていたと思います。その後、区画整理へ来まして、もう開発指導へ来て大分長くなると思うんですけれども、今開発指導。現在、事務の見直し等で、住居表示の実施につきましてはうちの方でやってもいいんですけれども、いわゆる付番作業といいまして、転入者ですとか転居者、確かに市民課でやっていた方が市民の利便性が図れるということで、現在その辺を移管すべく事務を進めているという状況でございます。 271 ◯奈良委員  わかりました。それは知らなかったんですけれども、事務がそういうふうに進んでいるんであれば、それはそれで結構なんですが、先ほどからおたくのところなんかも、大した予算がなくても事業が非常に多いでしょう。なおかつさっき、まちづくり条例なんて、また新たに大変──非常に不可能を可能にする決意はいいんですけれども、それをやるための体制ということもやっぱり考えていかなきゃいかぬだろうから、ちゃんと大変なことは大変だということをわかるように、皆さん優秀ですから頑張れば頑張れちゃうんでしょうけれども、後で問題が起こらないようにしたいから私は言っているのであって、その辺については、機構の問題というのは、検討、検討と言ってなかなか変わらないことが多いんですよ。だからあえて言っているので、担当に言っても申しわけない話ですけれども、後ろの方がいるので、ちゃんと聞いておいてください。とりあえずいいです。 272 ◯関戸委員長  ここで10分間休憩します。                 午後1時53分 休憩                ───────────                 午後2時03分 開議 273 ◯関戸委員長  再開いたします。  ほかにございますか。 274 ◯柴田副委員長  41ページの関係で、173 ページと一緒なんですが、住宅の関係なんですが、今度の関係で1億1400万円程度の使用料の見込みというふうなことがありますけれども、県営住宅では減免制度というのは取り入れられておりますが、厚木市はこういう関係で県と同じような減免制度を設ける考えはあるかどうか、お願いします。 275 ◯住宅政策課長  家賃の使用料の方の減免ということでございますが、現行の家賃制度につきましては、応能応益制度といいますか、そういう家賃になっておりまして、入居者の負担能力に合った適正な家賃が設定されているというふうに思っておるわけでございまして、厚木市におきましては、平成11年度でございますが、350 世帯ばかりある市営住宅の中で200 世帯以上の方々が収入部位がゼロから10%の方ということで、パーセントにしますと58%の数字になってございます。そんな形で、その減免につきましては、この応能応益家賃制度の例外あるいは補足的な制度というふうに考えられておりまして、厚木市でおります過半数以上がそういう方々でいらっしゃるということもございますので、必ずしもそれが減免することが好ましいのかなということはちょっと考えておりませんので、現状の基準を維持していくのが妥当ではないのかなというふうには考えておりますが、近隣の市町の方を参考にしながら、今後研究していきたいなというふうに思っています。 276 ◯柴田副委員長  応能応益割というか、そういうふうな話がありましたけれども、現実的には、県もそういうようなことがあっても、減免制度みたいなのを実際にそういう方向でやっていますので、ぜひもっと配慮していただきたい。これは要望しておきます。  あとさらに、次に入りたいと思います。広域の関係で広域幹線道路インター周辺土地利用基本計画策定ということで、これは昨年もやられていますけれども、去年との違いなどをまずお話をお願いします。 277 ◯都市計画課長  広域幹線道路インター周辺土地利用基本計画策定調査事業につきましては、都市マスタープランにより土地利用検討ゾーンに位置づけられておりますインターチェンジ周辺地区について土地利用の調査を実施いたしておるものでございます。平成11年度につきましては、前提調査といたしまして、現在、第二東名周辺にございます厚木南インターチェンジ、それと厚木秦野道路の北インターチェンジ並びにさがみ縦貫道路のインタージャンクション、その3つのインターチェンジにつきまして基礎的な調査を実施いたしております。平成12年度におきましては、さがみ縦貫道路の中依知のジャンクションについて、約53ヘクタールの調査を実施してまいりたいと考えております。特に調査内容といたしましては、地元の意向確認、それと都市整備計画の方針設定並びに事業実現化方策、そのような調査を実施してまいる考え方でございます。 278 ◯柴田副委員長  さがみ縦貫道の説明会などを聞いていますと、なかなか中身がよく住民の方へ伝わっていなかったというふうなことで、実際に説明会などがあると要望などが随分たくさん出されているんですけれども、そういう点から考えれば、住民の目線からどういうふうにその周辺を発展させていくんだという調査というか、それと同時に住民の人たちにどういうふうにアピールしていくのかという点でどうなんでしょうかね。ただ市がやればいい、それをやるのは委託でやるよということじゃなく、やっぱりもっと住民が主体的になった土地の利用というふうな、その辺の説明をお願いします。 279 ◯都市計画課長  今のお話でございますけれども、12年度につきましては、地権者の意向確認といたしまして地元の説明会並びに意向、いわゆるアンケート調査、そういうものを実施してまいりたいと考えております。その中で、住民の方もああいった何か研究会的なものを設けて検討するように考えております。 280 ◯柴田副委員長  ぜひ住民の理解が得られるような方策をお願いしたいなと思うんです。  それから、次に2点目で、市街地整備基本計画策定というのがあるんですが、これも昨年と同じようにやられてきたというのと、それからこの7にあります都市計画基礎調査事業、かなり調査、調査というふうにあるんですけれども、163 ページの5と7の違いみたいなのをどういうふうに考えているのか、説明をお願いします。 281 ◯都市計画課長  5の市街地整備基本計画策定調査事業につきましては、ただいま第5回の線引き見直しを実施しておりまして、それの基礎資料となる調査を行っております。線引きにつきましては12年度末をもって線引き見直しが実施されてまいりますので、それ用の調査ということでございます。それから、7にございます都市計画基礎調査事業につきましては、これは県下全域で実施しておるんですけれども、いわゆる都市の具体的な個々の、例えば建築の立地条件であるとか土地利用条件、その他もろもろの都市計画に関する基礎的な調査を実施してまいります。これは平成17年度に実施いたします第6回の線引きにかけての資料でございます。 282 ◯柴田副委員長
     そうすると、5の問題なんですが、線引きということになりますと、調整区域から市街地になる、どの辺をやっていこうかという内容の調査ということでよろしいんでしょうか。 283 ◯都市計画課長  基本的に線引きで市街化調整というだけではなくて、今後10年間に市として都市計画事業をどういうふうに進めていくか。具体的に言いますと、保留区域の問題、それから用途地域の見直し、そのほか市街地再開発事業であるとか区画整理事業、道路の都市計画決定、そのような個別の計画について取りまとめてまいります。 284 ◯松田委員  それぞれ一問一答ぐらいでお聞きしたいんですけれども、先ほど道路に言ったんで、街路の方にもお願いしたいんですが、街路事業費の道路部との整合性といいますか、さっき聞いていなかったかもしれないのでもう1回言いますが、街路樹が茂っているところ、道路の方は道路の構造令に従って隅切りをやった。ところが、枝がばっと出ていて、隅切りをやった効果も意味も全くないという状況が現実にあったんですね。今でもあるんです。こういうものを整合性を持って道路部ときちんと話し合いをして、あるいは現況を見ればわかるはずなのに、なぜあんなことをしてしまうのかなという疑問がやっぱり市民の間でもあるものですから、今後の計画の中でそういうことのないようにしていただきたいんですが、その辺のお答えを。先ほども道路の課長じゃ無理かなというので、たしか次長か何かがお答えになったんですが、都市部の方ではどうでしょうか。 285 ◯公園緑地課長  先ほど控え室で聞かせていただいておりましたが、委員さんおっしゃるとおりでございますので、今後、十分道路部とも協議をして、こういうことのないように、これからきちんと対応していきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 286 ◯松田委員  次に、市営住宅のことですが、市営住宅は副委員長と一緒に住宅運営審議会に入っていたことがあって、あの当時、応能応益がたしか諮問されたというふうに記憶しているんですけれども、当時から市営住宅そのものがだんだんだんだん、もとの市営住宅の考え方というか方針は、いわゆる若い方で収入が少ない方が市営住宅で一生懸命お金をためてもらって、最終的には自分の持ち家を持ってもらって出ていただくという方針だったと思うんですね。ところが、最近はもう圧倒的に高齢者の方であるとか、どちらかというと福祉住宅という意味合いの方が強い状況になってきている昨今、住宅政策としては、こういった状況を踏まえて、今後の方針としてどういうふうに持っていくのか。 287 ◯住宅政策課長  確かに今松田委員さんがおっしゃいましたように、当初につきましては、若い方、そして所得の低い方を対象に低廉な家賃でということであったかと思いますが、だんだん年々、高齢者の方もふえてきておりまして、そういう関係もやむを得ないのかなと思います。そんな中で、既に平成10年度に建設させていただきました宮の里ハイツにもあらわれていくかと思いますが、高齢者の方々も入れる、そういう対応可能な施設ということで、基本的には、エレベーターをつけるなり、バリアフリーというふうな形で段差をなくすとか、あるいは手すりをつけるとか、緊急通報システムをつけるとか、そういうようなことを基本としまして、今後は建てかえ等には反映させていきたいなというふうに考えてございます。 288 ◯松田委員  基本的なことに移るんですけれども、計画として何戸を何年までに目標という計画は立てておられるんですか。 289 ◯住宅政策課長  平成10年に指針というものを作成させていただきまして、その中でうたってございますのが、市営住宅につきましては目標年次を平成29年という形で置いてございます。その中で、今の現在の建てかえも含めまして、不足分が110 戸ほど足らないだろうということに数字が出てございます。建てかえを含めますと270 戸という形になりますが、それにつきまして今後もう少し具体的に、いつの段階で建てかえをしていくかというふうなことをこれから計画をさせていただきたいなというふうに思ってございます。 290 ◯松田委員  よくわかりました。  もう1つ、特優賃について。そうすると特優賃の方は、今の市営住宅と比較をして、目標とか目的という部分ではいかがなものでしょうか。 291 ◯住宅政策課長  特優賃につきましても、当初この制度が制度化されたという背景には、大都市圏の中堅所得の方々の住宅が足らないというようなことからスタートしたようでございます。既に厚木市におきましても、その辺のところが足らないということで、平成7年に要綱を作成させていただきまして、現在4団地68戸の施設を計画してございます。ただ、それでもって満足という形にはならないと思いますので、これにつきましてももう少し計画を具体化した形でつくっていかなきゃいけないなと思っております。先ほども言いました指針の中でも、やはり270 戸ほど目標年次までには必要じゃなかろうかというような数字も出てございますので、その辺のところと現実とを合わせながら、今後もう少し具体的な計画を立てていきたいなというふうに考えてございます。 292 ◯松田委員  それではもう1つ、これは値段的には大した額じゃないんですけれども、165 ページの市街地再開発組合設立促進事業、補助金ではあっても、それなりにまたどんどんどんどん予算も含らんでいくんでしょうけれども、この対象地区というのはどこか教えてください。 293 ◯都市整備課長  対象地区でございますけれども、これは相模川沿いでございます東部南地区の再開発事業への補助金でございます。 294 ◯松田委員  具体的に町名でいくとどの辺かな。 295 ◯都市整備課長  厚木町になります。 296 ◯加納委員  163 ページの都市計画の8の愛甲石田駅のところなんですけれども、この研究会の性格とか、いつごろできて、また補助金の交付がいつから発生したのかなど、詳しいことを教えていただきたいんですが。 297 ◯都市計画課長  研究会につきましては、平成元年4月に設立してございます。設立段階から補助金等の交付を行っております。この研究会の性格につきましては、ご案内のとおり、愛甲石田駅南口周辺、これは伊勢原ともかかっておるんですけれども、両市で研究会を持っております。最近の事業内容としましては、南口の区画整理、あるいは再開発、それから駅前広場の整備等を進めていきたいという考え方で研究会を行っております。特に平成10年にアンケート調査を実施いたしまして、この研究会は現在70名で構成しておるんですけれども、構成員の63%の方から、何らかのまちづくりを行ってもらいたい、そのような意見が出ています。 298 ◯加納委員  この研究会、両市で行っているというのは、その70名の構成人員の中が厚木市民と伊勢原市民という意味なんでしょうか。 299 ◯都市計画課長  失礼しました。70名は厚木市だけでございます。 300 ◯加納委員  じゃ、全体としてはもっと多い。 301 ◯都市計画課長  伊勢原市はたしか120 名前後かと思います。 302 ◯加納委員  厚木市としては、この研究会がいろいろやっている研究の内容を厚木市政に反映する方向で補助を出しているというふうにとっていいんでしょうか。 303 ◯都市計画課長  基本的にはまちづくりという観点での研究会でございますので、いわゆる市として愛甲石田駅南口をどのような整備をしていくか、その辺が基本になっております。 304 ◯加納委員  厚木市として、いわゆる愛甲石田駅周辺をどのようにしたいかというようなのに、この研究会がやっている内容を反映する意図があって補助を出している。 305 ◯都市計画課長  そういうための研究会を行っております。ですから研究会で協議して、整備構想をつくって、その内容に基づいて、例えば区画整理であれば組合施行でやるか市がやるか、その辺の事業化に向かっての基本的な市の関与についてはまだこれから検討していく最中でございます。 306 ◯加納委員  この研究会は任意団体なんですよね。 307 ◯都市計画課長  そうです。 308 ◯加納委員  今のところ研究会と市の接点はないけれども、今後あるかもしれないと。 309 ◯都市計画課長  接点というか、補助金を出しているということと、この研究会とは別途に、市の中で愛甲石田の南口の推進協議会を持ってございます。その中に研究会のメンバーにも入っていただいて協議を行っている。そういう形をとらさせていただいております。 310 ◯加納委員  この研究会が存続している限りずっと補助は交付する方向でしょうか。 311 ◯都市計画課長  実は今回アンケート調査をやっている段階でも、この研究会ができて既に10年という月日がたっておるんですけれども、ここに来まして具体的な事業化について、いわゆる駅広の位置であるとか幹線道路の位置等、そういうより具体化した事業化に向けての内容が出てまいりましたので、補助については今後も続けてまいりたいと考えております。 312 ◯奈良委員  168 ページ、建築指導費に関連してというか、まずは建築指導の中で1300万円ぐらいの委託料があるんだけれども、これの内訳をお願いします。 313 ◯建築指導課長  委託料につきましては、いろいろ特定用途の定期報告というものとか、マイクロフィルム等の撮影料等がございます。その中で特に大きいのは落下物の実態調査でございます。これにつきましては、平成9年、10年に実施しておりまして、今度ローリングの中で11年度も250 棟ばかり、駅の南側を基本にいたしまして落下物実態調査委託をしていきたいと考えております。概要につきましては、3階建て以上の建築物で、繁華街とか通学路、そういうところに看板等が腐食等をいたしまして落下すると、第三者に影響を及ぼすというふうなことで調査をしてまいりまして、その調査結果を所有者または管理者の方にご連絡するような形をとってございます。 314 ◯奈良委員  結果が出るのは年度内なのかな。 315 ◯建築指導課長  結果は今出ておりまして……。 316 ◯奈良委員  それはわかった。昭和56年以前のいわゆる基準法の改正される前の耐震の関係で、それを整備するための情報整理というのをたしかやっていたよね。そっちでやっていたと思うんだけれども、それが多分去年の4月に終わって、新たな対応がとれるようになったと思うんだけれども、もうその絡みはここには全然入っていないんだね。 317 ◯建築指導課長  今お尋ねの件につきましては前年度で終わりまして、現在はそれの保守点検と、それから資産税課からのデータを新しいのに入れかえるというふうな形でございます。 318 ◯奈良委員  それについては耐震ということで新しいシステムを導入しているということで、職員が開発をしているということが取り上げられたりという話も聞いていますし、それは大いに結構なことだと思うんですが、あわせてことしの6月から新たな改正基準法が施行になる。これもやっぱり耐震性強化ということで、何か基準についてはいろいろ専門じゃないとわからないような話があるんだけれども、ここらの絡みで今指導課で何か考えていることがあるのかないのか。 319 ◯建築指導課長  その改正の内容、施行令がここで出たわけなんですが、ちょっとまだ細かい部分がわかっておりません。内容的には、今まで法の中で定められたものが今度使用規定という形になりますので、どこかのところで、民間の施設で証明されればその構造のものが使えるというふうなことになりますので、これから県内の行政庁等といろいろ打ち合わせをしながら、統一方針を出していきたいというふうに考えてございます。 320 ◯奈良委員  これは要するに担当レベルではいかんともしがたい問題があるのかもしれないんだけれども、1月13日付の朝日に、要するに、この基準法がせっかく変わるんだけれども、現行基準と同じに実質上は据え置いちゃって、本当だったらせっかく変わるので耐震性強化に役立つものになるはずなのに、実際はなっていないというような見方がちょっと載っていたので、せっかく変わるのであればそれに対応できるようにした方がいいだろうから、それは多分そちらの確認事務だとかそういうところにも影響があるだろうから、ぜひ情報収集に当たっていただきたいということと、あとはあわせて、建築事務の中で厚木市内の建築物に関してのさまざまな情報については、いわゆる市民からの通報等も含めて、最近は何か傾向がありますか。 321 ◯建築指導課長  最近の傾向というわけではございませんけれども、一応いろいろ確認等を通常出して建物を建築していただくというシステムになっているわけなんですが、設計事務所には図面をつくって確認申請するようにというお願いをしているにもかかわらず、中には設計事務所等が忙しくて若干おくれてしまう。そして施工の方についてはもう日にちが決まっているというふうなことで、着工される方もいらっしゃいます。そういう中で最近では、いろいろ部分的な増築なんかをされる方がおられますので、またそういう部分についてはパトロールとかそういうものをしながら進めていきたいというふうに考えておりますけれども、大体細かい部分を除きまして年間8件から13件ぐらいの違反の部分はあります。 322 ◯奈良委員  いや、担当は非常に苦労していると思うんで、それが報われないようなことは非常に心苦しいと私なんかは見ているので、その対応に追われて大変だという状況は恐らく部内みんな共通の認識だと思うんだよね。そういったことに関して我々としても注目もしていますし、対応がもし難しいことがあれば、すぐに対応がとれるように上にお願いをすべきだというふうに思うので、この辺はお願いをしておきます。 323 ◯柴田副委員長  163 ページ、河川の方の関係なんですが、ここのところに4で親水環境施設整備事業ということで出されているんですが、細かい資料の中では善明川と三田せせらぎというふうに、工事する箇所なんですが、これは工事した後の管理はどこでやっているんでしょうか。 324 ◯下水道建設課長  建設と管理はすべて担当課の方でやっています。 325 ◯柴田副委員長  この事業はもうここ二、三年続けてやっているんだろうというふうに思いますけれども、三田のところなんか、私はちょこちょこ歩くんだけれども、草がかなりぼうぼうだったり、余りここのところで子供たちが遊んでいるというふうな場面が見当たらないんだが、この辺はどういうふうにつかんでいるんでしょうか。 326 ◯下水道建設課長  ただいまご指摘の部分、確かにPR不足というふうなことがありまして、また三田の方につきましては完全に整備が完了しておりませんので、そういう点では利用の方が促進されていないという状況です。 327 ◯柴田副委員長  そうしますと、三田の方の関係はもうことしいっぱいで終わるんですか。 328 ◯下水道建設課長  一応改築の方につきましては、今年度予算の方で大まかに完了したいというふうに予定しています。 329 ◯柴田副委員長  せっかくつくったものですのでぜひみんなにPRして、PRしても水がなかったりなんかしているから、ちょっとその辺の関係もしっかり水が流れるようにね。あとは小魚でもいるような環境をつくってもらえば、私はいいあれになるんだろうと思うんですけれども、ちょっとこの辺で問題かなというふうに思っていたんですが、ことしで完成して、どんどん宣伝をして休らいでもらうという環境づくりをぜひお願いします。要望して、終わります。 330 ◯関戸委員長  ほかになければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)
     ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第46号  採決───賛成多数で原案のとおり可決 日程22 議案第47号 平成12年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算 331 ◯関戸委員長  日程22 議案第47号 平成12年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算を議題といたします。  質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。──別になければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第47号  採決───賛成全員で原案のとおり可決 日程23 議案第52号 平成12年度厚木市自動車駐車場事業特別会計予算 332 ◯関戸委員長  日程23 議案第52号 平成12年度厚木市自動車駐車場事業特別会計予算を議題といたします。  質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。 333 ◯加納委員  2月からパルコの近くで駐輪場ができたと思うんですけれども、そこが占める概算でいいんですが、教えていただきたいんです。──駐輪場は違うんですか、済みませんでした。 334 ◯柴田副委員長  駐車場使用料の関係で、157 ページでありますけれども、営業努力ということで、今7時から12時までだと思うんですが、そこから確認したいと思います。 335 ◯都市整備課長  そのとおり、7時から午後の12時までです。 336 ◯柴田副委員長  使用の関係で時間をあと1時間ぐらい早めて、もっと利用しやすいような方向というのは考えられないでしょうか。 337 ◯都市整備課長  平成9年に時間を延長いたしまして、その後、先ほど申しました今の7時から12時までの時間でやっておりますけれども、現在の状況、いろいろ維持管理等を総合的に判断しまして、まだこの内容であれば、現在の時間でいま少し対応していきたいな、こういうふうに考えております。 338 ◯柴田副委員長  厚木の駅に出てくるのに大体始発のバスは6時前後というのが結構多いんですけれども、駐車場もあと1時間早めれば、ちょっとは外出するときにも利用しやすいんじゃないかなというふうに、結構そういう話をする人もいますので、あと1時間、その辺の検討の方はどうでしょうか。 339 ◯都市整備課長  今ご答弁申し上げましたように、維持管理も考えながら、委員さんのおっしゃった内容も含めて今既にいろいろ検討しているんですけれども、やはり今の状況、または利用率の関係からいきましても、特別会計でございますから採算性も考えなければいけませんので、現体制で今のところはいってみたいというふうに思いますので、ご理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。 340 ◯柴田副委員長  ぜひ検討課題で、常に状況を把握しながら検討していただきたい。これは要望です。 341 ◯関戸委員長  ほかになければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。         議案第52号  採決───賛成全員で原案のとおり可決 日程24 議案第53号 平成12年度厚木市公共下水道事業特別会計予算 342 ◯関戸委員長  日程24 議案第53号 平成12年度厚木市公共下水道事業特別会計予算を議題とします。  質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。 343 ◯奈良委員  1点だけ。全体にかかわることなんだけれども、これも施政方針で市長が、これは明らかに首相を意識しているんだと思うんですが、いわゆる債務を大幅に減らしましたよという話がありましたよね。とりあえず当面の下水道にかかわる市債の状況というか、今後の見通しも含めて評価を聞いておきたいんだけれどもね。 344 ◯下水道管理課長  いわゆる公債費の関係、市債の償還のことのようでございますが、今30億円ちょっと、毎年毎年元金と利子を返しております。一応これは償還計画を立てましてずっとやっているわけですけれども、最高の時点ですと平成16年あたりになりますが、37億円程度になる計画を持ってやっております。いずれにしましても長期の償還ということでございますので、ちゃんとした計画を立てまして、それから使用料等の収入も勘案しながら、事業全体を運営しているところでございます。 345 ◯奈良委員  余り細かくやりませんけれども、下水道事業の場合は大分いわゆる進捗が進んで、さらにその市債を大幅にということはもはやないという見通しでいいんだよね。とすれば、市長が1300億円台までに市債を減らすことができて、もう既に約束は果たせたというふうに言い切っちゃっているわけだけれども、今後、確かに大規模な事業ということはなかなか難しいだろうが、まだまだあると思うんで、こう言い切っちゃうのはどうかなと思って、それとの絡みで確認しておきたかった。下水道については、今後、償還はもちろんあるだろうけれども、事業との関係でいうと、いわゆる市債、公債比率を増加させる要因たり得るのかどうかについてだけ言っておいてほしいんだ。確認。 346 ◯下水道管理課長  下水道事業におきましては、一般会計と同じような感じのいわゆる公債費比率という考えは持ってはおりません。と申しますのは、特別会計でございますから、特定の収入を特定な事業で使用するということでございますから、いわゆる公債比率がかなり高くなりましても、事業費全体の中のそのことそのものが事業という感覚もございますので、先ほど申し上げましたような感じの事業推進に努めてまいりたいというふうなことでございます。 347 ◯松田委員  下水道の事業としてもう終わったみたいなことを言っているけれども、公共下水道は、人口普及率は知っているけれども、市街化区域100 %ということでは聞いているんですが、市街化の合流を分流にするという話が前から出ているんだけれども、あれは相当お金がかかるでしょう。それの計画というのは、これは予算にも余りのっていないようなんだけれども、いつごろから着手するのか。 348 ◯下水道建設課長  ただいまのご質問の合流改善でございますけれども、調査費は11年度でつけていただきましたが、12年度につきましては調査費を計上してございません。というのは、平成9年から合流改善につきましていろいろと基礎的な調査を行って、11年度で最終答申に近い形の調査結果が出てまいります。12年度につきましては、それをもとにいたしまして、関係機関と着手方針、そういうものを検討していく1年間にしていきたいと思います。というのは、ご存じのように205 ヘクタールの合流改善をやるわけですけれども、現在1本の管を2本にしていくということですが、使用しながら切りかえていくという、非常に複雑で、またミスの許されない状況でございますので、それをさらに詳細に詰めたいというふうな期間を置いておりますので、着手につきましては、その計画が煮詰まりましたら、事業認可の変更等の手続も約1年かかりますので、ちょっと期間的にはさらに、そういうようなことでご理解いただきたいと思います。 349 ◯松田委員  物理的にそういう時間は必要だということは理解します。しかしながら、奈良さんとはちょっと私は意見を異にしているんだけれども、むしろ今の景気状況だったら、やっぱり公共工事も今まで下水道は埋めろやふやせやでふやしてきたわけでしょう。産めよじゃなくて埋めろよですよ。どんどんどんどんふやしてきて、ここへ来て100 %完了しました、あとは細かい枝線だけですというんじゃ、はっきり言って厚木のまち内の業者にしても大変経営が厳しいということを常に耳にしております。その意味からもなるべく早く、お金のかかるものであれば、たとえ分割しても一日でも早く出せるような方向で、ぜひ検討していただきたいと要望しておきます。 350 ◯柴田副委員長  今出されましたけれども、あと下水をつないでいないという人が何軒くらいなのか。それで達成率は100 %近いといいますけれども、実際は実数でどのくらいなのか、まずはその辺をお願いします。 351 ◯下水道施設課長  現在の水洗化率につきましては、平成10年度末で95.9%ということになってございまして、あと未水洗化世帯数といたしましては3180世帯ぐらいございます。 352 ◯柴田副委員長  そうしますと、受益者負担金分というか、そういうのをもうそろそろ廃止にしてもいいんじないかというふうに思うんですが、その辺の考え方はどうでしょうか。 353 ◯下水道管理課長  受益者負担金の関係につきましては、確かに下水道の普及率が向上いたしますと賦課そのものが減少しているのは事実でございまして、年々賦課そのものは減少はいたしております。しかしながら、都市計画法の75条の規定をもとにいたしました受益者負担に関する条例によりまして、ずっと賦課徴収をさせていただいているわけでございます。その賦課徴収をさせていただいた収入につきましては、下水道事業全体の貴重な負担金、財源ということで使用料とともに使用をさせていただいているわけでございまして、以前からお支払いいただいている方との公平性等も当然考えなくてはいけません。そういったことから、この制度を廃止するというふうなことにつきましては、現時点では当然考えられないことというふうなことでご理解をいただきたいと思います。 354 ◯柴田副委員長  だけれども、今課長がそういうふうにお話ししましたが、都市計画税は払っているわけですよね。その辺でずっと今まで払っていて利益を得ていない。じゃ、次期やるときに、またその人たちが今度初めてやるというときには、また受益者負担だからと負担金を取られるというような、そういった矛盾点は考えられませんか。 355 ◯下水道管理課長  ご存じのように、都市計画税につきましては当然道路や公園などの公共施設の整備等に使われるということで、いわゆる不特定多数の方が利用できるということでございます。下水道施設につきましては、当然快適性ですとか安全性ですとか特定をされるわけでございまして、そういった面で受益者負担金の制度があるということでございます。そういうことから、都市計画税と受益者負担金、いわゆる利益を得る部分の性格が違うということから受益者負担の制度があるわけでございます。 356 ◯柴田副委員長  近隣で考えてみると座間市なんかはもう既に取っていないというふうなことがあるわけですけれども、横浜、川崎なんかも取っていないというふうに聞いています。その辺で、先ほど来、あとは三千幾らということですので、本当にこれまで文化的生活を送ってこようと思った人がなかなかおくれてきたというような状況を考えた場合、負担金を取らなくてもいいんじゃないかというふうに思うんですけれども、その辺、どうでしょうか。 357 ◯下水道管理課長  横浜あるいは川崎につきましては、その制度そのものの有無につきましては確認はいたしておりませんけれども、いわゆる面整備が98あるいは99%行っている市でございます。したがいまして、いわゆる新たに布設をする部分がない。したがって、賦課がないというような状況ではないかというふうに思っております。厚木市の場合につきましては、まだ布設をする部分もありますし、今後、市街地がふえる可能性もなくはありませんし、そういったことがございますので、この制度は残しておきたいという考えでございます。 358 ◯柴田副委員長  これはちょっと中身の問題から見れば、線引きとの関連なんかで残した方がいいというふうに考えているんでしょうか。 359 ◯下水道管理課長  いわゆる線引きだけということではございません。現時点で、先ほど水洗化率の話もございましたけれども、いわゆる面整備におきましてもまだ若干残っている部分もございます。したがいまして、これからも、例えば平成12年度におきましても賦課の予定はございますので、制度そのものをなくすわけにはいかないということでございます。 360 ◯柴田副委員長  あとわずかだということで、ぜひこうした受益者負担の関係も廃止の方向で努力をしていただきたいということで、要望にしておきます。 361 ◯関戸委員長  ほかになければ質疑を終結し、討論を省略することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、採決いたします。
            議案第53号  採決───賛成多数で原案のとおり可決 362 ◯関戸委員長  ここで10分間休憩します。                 午後2時53分 休憩                ───────────                 午後3時05分 開議 363 ◯関戸委員長  再開いたします。 日程25 11陳情第20号 相模川右岸堤防道路事業計画の撤回に関する陳情 日程26 11陳情第21号 相模川右岸堤防道路計画の撤回を求める陳情 日程27 11陳情第26号 岡田・酒井地区の相模川右岸堤防道路の計画撤回を要望する陳情 日程28 11陳情第28号 相模川右岸堤防道路の建設促進に係る陳情 364 ◯関戸委員長  日程25 11陳情第20号 相模川右岸堤防道路事業計画の撤回に関する陳情から日程28 11陳情第28号 相模川右岸堤防道路の建設促進に係る陳情までの4件を一括議題といたします。  11陳情第20号、第21号、第26号は継続審査となっているものでありますが、新たに11陳情第28号が提出されましたので、書記に朗読させます。                   (書記朗読)  その後、情勢の変化等がありましたら、理事者から意見、説明を願います。 365 ◯幹線市道課長  ただいま議題となりました11陳情第20号、21号、26号は12月定例会で継続となったものであります。12月定例会以降の対応といたしましては、3月4日に岡田地区と酒井地区の陳情を出されている方々と、道路による環境への影響や暫定道路に対する考え方など意見交換を行いましたところ、相川地区の要望から相当の年数が経過し、自然や環境など社会情勢も変化してきていることから、計画を見直し、白紙撤回を求めるとのことでありました。なお、今後とも協議を行っていくことで双方で確認をいたしました。  また、第28号につきましては、本定例会に新たに相模川右岸堤防道路の建設促進の陳情が出されたものでありますので、ご説明いたします。  相模川右岸堤防道路につきましては、昭和54年の自治会長と市長との対話集会において相川地区から新橋築造の要望があり、また、昭和59年、地元岡田地区4自治会より、社家取水堰の建設計画に伴い、併用橋の設置及び取りつけ道路の要望がございました。今回その建設の促進が求められたものであり、市といたしましては、こうした要望を踏まえ、市道厚木戸田線の沿線の方々の現状、また都市計画道路社家岡田線の計画などを考えますと交通の分散化が必要と判断しております。相模川右岸堤防道路を計画し、交通の新たな動線を確保し、交通量の緩和を図ることが必要であります。したがいまして、今後とも関係者のご理解を得ながら、事業の推進に努めてまいりたいと考えております。 366 ◯関戸委員長  意見等をお出し願います。 367 ◯奈良委員  いつも主張が多くて言いたいことばかり言っているので、細かいことなんだけれども1つ1つちょっと確認したいことがあって、お手数ですが。まず、3月4日に行われた意見交換というものなんですが、厚木市側の出席者、大体総勢何人ぐらいだったのか、場所はどこでやったのか、主な意見という点について報告をしてください。 368 ◯幹線市道課長  3月4日に行いました話し合いにつきましては、酒井の自治会館で行いました。市からの対応といたしましては、私と係長、次長、部長です。それで相手方は28人いらっしゃいました。内容としましては、先ほどもちょっとお話しさせていただきましたけれども、環境の問題ですね。それと都市計画決定時との説明の食い違い。それとあと資料請求等もございまして、都市計画決定の説明会の議事録とか最新の交通量、そういうものを出してほしいというふうなことがございます。 369 ◯奈良委員  その出してほしいと言われるものについては、出しますというふうにお答えをされたのかという点と、あと、その会議の会議録というのはつくる予定があるのか。つくったとしたら、つくって出してほしいというふうに思って聞いているんだけれども、その辺についてはどうですか。 370 ◯幹線市道課長  資料につきましては出すということでお約束してございますので、陳情者の方には出すことになってございます。会議録については今現在、作成中でございます。それにつきましては、双方でその会議録について確認をとった後になろうかと思います。 371 ◯奈良委員  じゃ、幾つか伺っておきましょうか。その意見交換、説明会じゃないんでしょうけれども、意見交換をしようというふうに話を持ちかけられた若干の経過は私は実は聞いているんですが、そんなに詳しく聞いているわけじゃないので、いつごろから地元に対して交渉というか、お話しに行こうというふうに働きかけをしていたのか、その経緯についてきちんと報告をしていただきたいんですが。 372 ◯幹線市道課長  岡田地区につきましては以前からやってございまして、酒井と岡田5丁目、リバーを含めまして、そこについてはたしか2月中旬ごろだったと思いますが、やりまして、具体的日程調整をしたのが、一番最初はたしか2月15日から17日の間でお願いして、その後何回か双方がうまく合う日がなく、最終的には3月4日になったものであります。 373 ◯奈良委員  いや、なかなか日程が合わなくてずれ込んだのかもしれませんけれども、わかりました。  もう1つは、要するに会ってお話をしたいといったときに、結果的に言えばこの3月4日に会が持たれたわけですけれども、最初は地元の方の感触はどうだったんですか、申し入れをしたときに。要するに、その経緯があるでしょう。難色を示していたはずなんだから。 374 ◯幹線市道課長  感触といいますか、私の方で働きかけまして、ぜひ3団体の方とお話ししたい。それも最初は団体ごと、それぞれ陳情を出されていて若干異なりますので、その方々とやるということでお話ししました。それにつきましては別に拒否されることもなくやられたんですが、3団体合同でというふうなことになりまして、今回の3月4日の会ということになったものであります。 375 ◯奈良委員  それは、いわゆるコンタクトなり日程調整なりは、課長が責任者として行ったんじゃないですよね。 376 ◯幹線市道課長  日程調整については係長が行いました。 377 ◯奈良委員  それは何でなんですか。つまり、この懸案となっている事項の重要な地元との日程調整という認識でありながら、なぜ係長対応で、しかも非常に行ったり来たりする経過があったようなんですけれども、その辺について、そういった入り口のところでまずもって対応が違うんじゃないかと思うんですが、その辺についてはいかがですか。 378 ◯幹線市道課長  大変重要なことだということで私も認識しておりますが、日程調整ということでしたので係長に任せました。ただ、相手方からもどういう内容だと、そういうものについては私もお答えしてございます。 379 ◯奈良委員  当事者の方々がどうおっしゃっているかは知りませんけれども、私が気になったのはまずその点がありました。とりあえず内容についてはもう少し詳しく聞かなきゃわからない点がありますけれども、先ほど報告をいただいた形ですと、要するに、陳情者の方は白紙撤回をずっと要求しているわけで、新たに道路部の側として、いや、こういう状況が変わりましたよというような話は何かすることができたんでしょうか。 380 ◯幹線市道課長  新たな堤防道路に対する状況ということでございますが、前にもお話ししたかと思うんですが、私の方としての状況は変わったものはございませんので、そういう説明はしてございます。  それと先ほどの日程調整の話なんですが、確かに電話でのやりとり、ファクスでのやりとりは係長がいたしましたけれども、それは私どもも含めまして出席者、次長も部長もありますので、それぞれ一緒にやってございます。 381 ◯奈良委員  いや、日程調整の件は、私はそう感じたというのは、日程がすぱっと3月4日に決まったわけじゃないということは私は実は知っているから、その間の調整で担当もいろいろ動いたんでしょうけれども、その辺、私が感じたことを言ったまでのことですよ。  それと、新たな状況について道路部サイドから説明することがなかったということは、逆に、わかりませんけれども、何しに来たんだというふうに言われませんでしたか。地元の方としてみれば、たしか白紙撤回をしたいということが、もうそれが前提になっているわけで、例えば県との協議であるとか、あるいは道路部サイドであるとか、厚木市の予算全体の今後の動向だとか、その辺で何か新たな話をすることがあったのかどうかという期待があったんじゃないかと思うんだけれども、そういうものは一切なかったということですか。 382 ◯幹線市道課長  そういう話はございませんでした。当日の話の仕方としまして地元の方の方が司会をやられて、その司会の方の進行に基づいて、それぞれの意見について私の方が私の方の立場で意見を述べさせてもらいましたので、新たな話というのは特には出ていません。 383 ◯奈良委員  わかりました。  あと、内容についてはまたちょっと後で触れますけれども、これは独自につくっていただいた資料をいただきまして、相川地区の経緯を非常に簡単ですけれどもまとめていただいて、多分お手元にあると思うんですが、去年の11月29日と12月3日、11月29日の方は岡田第1、第2、第3、第4自治会長と会っているわけですね。どなたが会っているか、道路部が会った。12月3日の方は、その自治会長に加えて河原組合役員等を含めてこの時期に会っているわけですよね。確認したいんですが、このときの話の中身は記録をされていますか。 384 ◯幹線市道課長  岡田の自治会に行きまして、それは私と道路部次長と道路部長、3人でお伺いしております。それで岡田地区につきましては、以前そういう陳情を出されて、岡田地区の意見としてどうなんだということでお伺いしました。それでその後、岡田自治会個人個人に、1自治会ずつ歩きましたので、岡田地区としては全体でお会いしてお話を聞きたいということで再度集まっていただきまして、そのときに河原組合さんも一緒だったということでございます。 385 ◯奈良委員  いや、聞いているのは記録はとったのかどうかと聞いたんだけれども。 386 ◯幹線市道課長  特にはとってございません。 387 ◯奈良委員  ここで書かれているのは、そのとき堤防道路計画の状況説明としか書いていないので、いわゆる道路部サイドとしてはどういう話をして、それぞれの自治会長はそれに対してそれぞれが何と言ったか。これは結構重要なことだと思うんですよ。だって、これは11月29日、12月3日でしょう。その後に陳情が出されてきたわけですから、どういう話をしたのかということについて記録がないならば、記録に近いものを詳細報告という形で整理をして出していただきたいんですが。今思い出してしゃべっていただくということをしなくていいですから、後で整理して。 388 ◯幹線市道課長  それでは、後ほど整理いたしまして、お出ししたいと思います。 389 ◯加納委員  先日あった意見交換のことについてなんですけれども、どういう内容かということで、都市計画決定の食い違いということと、あと環境問題についての意見の交換があったということなんですが、都市計画決定の食い違いという点については、当初の食い違いとはまた別の食い違いがあったんでしょうか、それとも当初の食い違いと何ら変わりはなかったんでしょうか。それともう1点、その環境については、当初についての話し合いとは違った面での意見交換などはあったんでしょうか。 390 ◯幹線市道課長  食い違いといいますのは、都市計画決定を行うときに各自治会に説明して、そのときに、私の方は都市計画決定のときに堤防道路に社家岡田線ができたときには分散化しますという説明をしている。それは聞いている、聞いていないというお話です。あと環境問題で新しく出てきた問題としては、この前本会議で出ましたコアジサシ、その話も出てございます。 391 ◯加納委員  では、先日の意見交換会で、今まであった説明会あるいは意見交換と違った面は、そのコアジサシの件が新たに出たということで、あとは内容的には今までとは特に進展なり変化なりはなかったということでよろしいでしょうか。 392 ◯幹線市道課長  中身的にはそういうお話が新たな話なんですが、ただ、今までは白紙撤回ということは、それとやっぱり私の方の説明不足が若干あったのかな。それと先ほど言いました食い違いの話、それはやっぱり資料を出して、お互いが共通の立場に立った意見がこれからはできるのかなというような判断はしてございます。 393 ◯加納委員  先日の意見交換では双方歩み寄りということには至らなかったということなんですけれども、ただ、これからも意見交換は続けていくということで双方合意したということなんですが、何の解決の材料とか展望がないままには、これからも意見交換しても意味はないと思うんですが、今行政の方にしか聞けないんですが、これから意見交換を続ける中では、やはり何らかの展望なりそういうものはありますでしょうか。 394 ◯幹線市道課長  先ほどの食い違いがあったり、誤解を招いたところも多分にあったかと反省しておりますけれども、そういうものを出すことによってどう変わっていくのかなということはちょっとはっきりわかりませんが、以前に比べれば、そういう資料を出してお互いに共通の立場に立ちますと変わるのかなというようなこともうかがえます。 395 ◯加納委員  先日の意見交換の際の会議録はこれから作成ということと、あと先ほど奈良委員のお話にありました去年の11月や12月の話し合いの場の会議録のようなものはなかったということなんですけれども、私たち議会はここで審議するんですが、審議の材料というか参考資料としては、過去の記録あるいは何らかの文書で検討するしかないので、ぜひ議会としては、住民の声を聞く場として直接現地なりで広聴会というような形で、賛否両方の方々の意見を交えて、行政を交えて、そういう場に参加させていただきたいんですが、そういう計画なり検討はありますでしょうか。 396 ◯幹線市道課長  広聴会とか、議員さんと地元、市が入るとかというのは、今のところ考えてございません。 397 ◯加納委員  これから先どうなるかわからないんですけれども、私たちもやはり審議する上では責任がありますので、記録だけではなくてそういう場に参加させてもらって直接話を聞いた上で、また検討材料の1つにさせていただきたいので、ぜひ要望としてお願いいたします。 398 ◯松田委員  行政の方も地元に出かけていって、いわゆる反対陳情の皆さんと話し合いを持ったということは大いに評価できる内容だと思います。今の進展云々ということは別にしても、まず話し合いから入らないと協議ができませんので、ぜひこれからも続けていっていただきたいと思いますし、また、あくまでも平行線だなんていうことではないと私は信じております。特に譲り合い、あるいはお互いに調整ができる内容で進めていただきたいなと思っていますし、白紙撤回というのも当然それには理由があるわけですから、その理由の1つ1つを課題として解決していくような方向でいけば、話し合いも進展していくのではなかろうかと思います。また、賛成側の促進の陳情も今回提出されましたけれども、両方出てきて、また同じ自治会ということですので、自治会の中で争い事が起きることはないと思うんですけれども、そんなことのないように十分に、特に4丁目だか5丁目と原田住宅さんは同じ居住区だったと思うんですね。そういうところで住民同士が対立することがないように、ぜひ行政の方もその辺のお力添えもお願いしたいなと思います。
     特に今回、これまで継続で来て、どちらかといったら今回あたり両方出たのでという話もあったんですけれども、今ようやく話し合いの場がセットされた、踏み出したということから考えると、もうちょっと時間をかけた方がいいのではなかろうかと私は思っております。特に今回の一般質問では、私、相模川の相模新橋の取りつけ道路というのを皆さんもお聞きになったと思いますけれども、都市計画道路として一応位置づけられている道路。あちらの方の内容を聞いてみてもまだ進展がない状況であります。そのいわゆる暫定道路という形で堤防道路というのが浮上してきたわけでありますけれども、それにしても、住民の合意をとるということは、大変な労力と、それから意思と、時間もかかることだろうと思いますので、やはりこの両案とももう1回引っ張っていただけたらと私は思います。 399 ◯奈良委員  結論的に言えば十分に時間をかけて、特に相川地区の問題、ほかの問題も含めて私は極めて慎重な対応が全庁的に必要になってきているような気がしているので、これは意見ですけれども、そういうふうに思う中で、時間をかけていろいろ調整をしたり、ある意味では反省をしたり、そういう時間も必要なんではないかというふうに思うので、それはそれで結構なんですが、ただ、申しわけないんですが、少しやっぱり内容的には今の時点でどうしても確認をしておきたいところがあるので、いただいた資料でいわゆる県との協議の関係なんですが、平成9年段階で堤防道路について関係自治会長と協議をされているんですね。以降いろいろ経過が書かれていて、恐らくこれが主要な流れだとすれば、いわゆる県の対応については、厚木土木事務所や相模川総合整備事務所の方でいろいろ協議がされて、話がされて、当初の暫定道路の内容が、いわゆる社家岡田線の都市計画説明会のときには、その堤防道路についての批判がたくさん出たわけですよ。説明会でも出たし、都計審の席上でもたくさん出たわけですよ。意見書が2万5000通以上も出て、反対が多数でという経過があって、私はそもそもそういう形で都市計画決定がされてしまったこと自体が間違いの始まりだと思っているんですけれども、少なくともその中で堤防道路についていろいろと、道路構造令に反しているんではないかとかそういう話があって、資料で平成9年段階では県との協議が進まないというような書かれ方がされていますよね。厚木土木事務所や相模川総合整備事務所と、この3カ月の間でどういったやりとりがされているのかを教えてください。 400 ◯幹線市道課長  この3カ月につきましては、計画でのお話し合いはしてございません。 401 ◯奈良委員  この3カ月ではしていない。じゃ、もう少しスパンを広げましょう。この1年ぐらいにしましょう。少なくとも、厚木土木事務所、相模川総合整備事務所には出向いていますよね。話をしているわけで、それは飯田部長もそういう話をしていました。委員会でそういうふうに言っていますから。きちんと確認しておきたいんですけれども、この3カ月は計画について話をしていない。要するに、県との関係が今どういう状況になっているのかをフラットにわかりやすく言ってほしいんですよ。 402 ◯幹線市道課長  県との関係につきましては、主に相模川総合整備事務所と協議してございます。内容としましては、陳情者の方々、またそのほかの方もそうなんですが、相模川総合整備事務所に要望ですとかいろいろなものを出されて、その都度、私の方も含めて管理者との意見調整等、対応協議をしているのが実情でございます。 403 ◯奈良委員  言いにくいのかな。要するに厚木市側、例えば課長はそれに対してこういうふうに言っているんだけれども、そう言うとこういうふうに言われるんだとか、そういうやりとりがあるはずなんだよね。要するに、県との関係でいえば、わかりやすく言うとどういう状況なわけ。厚木市と一緒になって堤防道路については提案をしている、要するに7メートルプラス1メートルプラス3メートルという計画でいくべきなんじゃないかということで、そのことについてはどういう関係になっているわけ。 404 ◯幹線市道課長  その7メートル、3メートル、1メートルと決まったのは、このお話は古くは昭和63年ごろからしておりまして、その過程でいろいろ、あそこの交通量、先ほど都市計画決定の構造令云々というお話がありましたが、あくまで堤防道路は河川の用地でございます。そうした中では河川の計画と道路計画、そこらを総合的に勘案して河川サイドで判断するよということになっているわけなんですが、前回お話ししましたように、その構造について相模川総合整備事務所ではそういう内容でおおむねいいというようなお話をしたかと。ちょっとお答えになっているかどうかわかりませんけれども、そういうことで、それと先ほどの実情の話なんですが、議会でのやりとり、確かに相模川総合整備事務所は私の方に、委員会でいうと協議している、協議していないとかというお話もありまして、そういうお話もちゃんとここにしているじゃないですかと、そういう協議といいますか、お話をしてございます。 405 ◯奈良委員  その辺についてはわかりやすく、ちゃんと言ってほしいのね。つまり、いただいた資料を見ると、平成9年8月29日、9月3日、河川占用に係る協議が県出先機関、厚木土木事務所、相模川総合整備事務所で進まないというふうに書いて、それ以降はそのことについて変更があったとか変化があったという記載が全然ないから、だからどの時点でどういうふうになっているのかがよくわからないわけよ。わかりました。  あと、平成10年1月20日に、堤防道路に関する地元自治会長への状況報告会というのを岡田老人憩の家でやられています。現在の河川占用協議の状況、河川計画協議提出図面の説明、今後のスケジュールという3つの報告要旨でやられています。これは要するに約2年前ということ。これについては記録の有無というのはございますか。 406 ◯幹線市道課長  記録としては、箇条書き程度でございますが、ございます。 407 ◯奈良委員  それは提出をいただけますか。 408 ◯幹線市道課長  提出いたします。 409 ◯奈良委員  個人名は伏せていただいて結構ですから、出してください。  それと環境のことについて、これはひょっとしたら地元からも結構出ている意見なんじゃないかと思うんだけれども、やっぱり一番心配なのは環境面だと。問題は、そのデータがないということについて、実は私も相当気になっている点なんですけれども、例えば交通量にしてもそうだし、あるいは環境がどういうふうに変化をするのかということについてもそうだし、ひょっとしてその辺は、この間、資料として出してくれというふうに言われた内容なんですか。 410 ◯幹線市道課長  はい、そのとおりでございます。 411 ◯奈良委員  それはぜひ議会というか、少なくとも私は見たいので、地元の方に出されるものを差し支えなければ私たちにも出していただきたいと思いますが、よろしいですか。 412 ◯幹線市道課長  出させていただきます。 413 ◯奈良委員  それとその出すというか、いわゆる先ほどの議事録をつくる、そして今おっしゃられた地域の方々から言われた資料をつくるということについて、大体どのくらいの日数を要するというふうに考えていますか。 414 ◯幹線市道課長  日数なんですが、ちょっと環境とかいろいろ取り巻く、少なくとも10日ぐらいはかかるかなと。何分それだけでやっていなくて、年度末で私どもの工事も控えていて、職員も残業をやりながらやっていますので、ちょっとそこら辺は時間をいただきたいなというふうに考えます。 415 ◯奈良委員  わかりました。  しつこいようですが、あとは、このいただいた資料は相川地区の昭和54年段階での要望から始まっているんですね。昭和54年、これは相川地区の地元対話集会から、新橋の建設要望がありましたということなんですが、これは時代が経過をしているということも含めてなんですけれども、少なくとも新橋が欲しいということが1つの根拠となってはいるんですよね。都計道にしても社家岡田線にしても、どうしてもその流れを見るとそうなっている。すべてそこに論拠があるような気がしてならないんですけれども、いわゆる現在の相川地区の住民の方々との合意点はどこまで達成しているのかという意味で伺いますが、厚木戸田線ないし酒井金田線、この渋滞を解消したい。これは一般的には思いますよね。問題は、じゃ、それを解消するために戸沢橋と相模大橋との間に1橋設ける。要するに併設橋ということで、結局それが社家岡田線の非常に問題がある、都計道なんていうのをやらなきゃいけない状況になっていった、その原因なわけですけれども、いわゆる今の地元の状況を皆さんどうごらんになっていらっしゃいますか。その1橋がやっぱり必要だというふうに言っているんですか。いわゆる合意点はどこまでと見ているかということなんですけれどもね。 416 ◯国県道対策課長  都市計画道路社家岡田線が併設されておりますいわゆる相模新橋の必要性でございますけれども、今奈良委員ご指摘のとおり、相模大橋から戸沢橋までの中間に1橋設置いたしますと、厚木戸田線並びに県道酒井金田線等の渋滞緩和、並びに今現在、大橋並びに戸沢橋も渋滞が激しいもので、それらの緩和に大いに役立つものとして、相川地区の方々も当然そのように考えていらっしゃると認識しております。 417 ◯奈良委員  なるほどね。いや、改めて当時の都市計画決定に至る説明会とか、地元の人たちはもう説明会と認めたくないと、そういう声で終わっているわけです。すぐさま審議会が開かれて、この会議録を見ると、この中でもかなり多くの委員さんが早急に動いても得をしないだろうという言い方で疑問符を呈して、結論的に言うと附帯意見をつけて、賛成全員じゃないですけれども通ってしまったという経過がある。この中身を見ても、発端は堰をつくるなら橋がほしいという地元要望に始まっている。そういうふうに言いながらも、みんな気にして、こんな計画をするよりは少しおくらせてもいいんじゃないかとか、あるいは堤防道路の問題だってあるし──問題というのは問題点がたくさんあるし、学校の再配置問題もあるし、こんなの決定してどうするんだみたいなことを言っておいて、結果、決定しちゃっているわけだね。本質的にいうと僕はここが問題だと思うけれども、今、少なくとも相川地区の皆さんが抱えている状況からすると、堤防道路はこれだけいろんな問題を抱えている。そういった意味で、いわゆる昭和54年当時の経過から含めてあるけれども、新たに道路部サイドで考え直すということが必要だと私は思うんだよね。何かほかにありそうだから、とりあえずはここまで。今のは意見だけれども。 418 ◯柴田副委員長  ちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、9月の段階で地元に入るというふうな形で継続審議になって、それで12月の議会の中では県とも協議をしていなかったということで、また地元にも入っていないというふうなことがありましたよね。まずその辺から確認させていただきたいと思います。 419 ◯幹線市道課長  先ほどもお話ししましたかと思いますが、最初、岡田の自治会に入りまして、その後、酒井とリバーの方々にお会いして、県との関係につきましては、先ほどの奈良委員のご質問にもお話ししましたけれども、この3カ月、計画でのお話はしてございません。 420 ◯柴田副委員長  今回会ったけれども、県との、相模川との計画の内容は、それじゃ、県との協議の内容は、今度の3月4日の関係の話は一切なしということなんですか。 421 ◯幹線市道課長  その件につきましては、11メートルの整備構想で協議しているということで地元にもお話しして、それ以後、変化というものはございませんので、そういうお話はしてございません。 422 ◯柴田副委員長  片方の陳情では反対だと。それからまた、賛成の促進の方の陳情も出てきたというようなことを考えると、同じ地域でこうした賛成、反対というふうなことが出てきたわけですけれども、これは同じ地域で賛成、反対で自治会長というふうなことなんですが、これは両方とも人を集めて会議して、僕たちは反対、僕たちは賛成というふうな、こういう内容になったんでしょうか、この陳情の出方の関係から見れば。市としてはその辺は余りよくつかんでいないですか。 423 ◯幹線市道課長  市といたしましては、ちょっとそこのことにつきましてはわかりません。 424 ◯柴田副委員長  先ほどから奈良委員の議論を聞いていても、地元とのやりとりとの関係、それから食い違いの問題が特にあったということなんですけれども、主な食い違いというのはどういうところにあるんでしょうか。 425 ◯幹線市道課長  ちょっと記憶が薄れているところもあろうかと思うんですが、先ほど言いましたように、堤防道路の立体の話と、堤防道路の初期の地元への対応の仕方、それは私の方は都市計画決定のときに構想的にお話ししたという話を先ほどもさせていただきました。地元としては聞いていない。出発点がもうそこから違うんじゃないかと。堤防道路のことに関していえば、そういうところでございます。 426 ◯関戸委員長  ここでお諮りをいたします。本日の会議時間は、本日の日程がすべて終了するまで延長することにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議ありませんので、本日の日程がすべて終了するまで延長することに決しました。  ここで10分間休憩いたします。                 午後3時49分 休憩                ───────────                 午後4時00分 開議 427 ◯関戸委員長  再開いたします。  各委員からのご意見、質疑が出ました。冒頭、松田委員より、なお継続してとのご意見がございましたが、本4件は、なお検討を要しますので、松田委員のご意見にありました継続審査とすることにご異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認め、本4件は継続審査とすることに決定いたしました。 428 ◯関戸委員長  以上で本委員会に付託されました案件の審査は終了いたしました。  これをもって都市建設常任委員会を閉会いたします。                               (午後4時01分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...